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25. “困った”を解決するワンポイントアドバイス (全20回)

臨床でよくあるお困りごとを解決するためのワンポイントアドバイス

  • 02.ミラーをー使いこなそう!-ラプレ流で持つ方法- 01:06

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    ・ラプレ流ミラーテクニックを習得するためのワンポイントアドバイス



    【おさらい】
    [ラプレ流ミラーテクニックの特徴]
    ・患者さんも衛生士も、無駄な力が入らず軽い力で操作できる

    [ミラーを持つ位置]
    1. ハンドルの中央部分に中指を置く
    2. 薬指・人差し指を添える
    3. 親指で持つ
    →指先で把持することで、軽く持つことができる

    [実践するためのワンポイントアドバイス]
    ・ハンドル中央に目印となるテープを巻き、そこに中指を置く

  • 03.ミラーをー使いこなそう!その2-部位に合わせて使い分ける- 01:01

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    ・ラプレ流ミラーをさらに使いこなすためのワンポイントアドバイス



    【おさらい】
    [部位に合わせて使い分ける]
    ・大臼歯:基準から指1本分長く持つ
    ・長めに持つことで優しく粘膜排除できる
    ・力まず安定した操作を行うことができる

  • 04.スケーラーを使いこなそう!-力まず行う方法- 01:24

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    ・フェザータッチでスケーラーを操作するためのワンポイントアドバイス



    【おさらい】
    [力まないスケーリングを行うポイント]
    ・スケーラーを持つ指をまとめる
    ・指がバラけて突っ張っていると余計な力が入りやすい

    [スケーラーを持つ指をまとめるためのレストの置き方]
    ・指の側面や爪側でレストを置く
    1. 指をまとめた状態でスケーラーを持つ
    2. チップを歯牙に当てる
    3. 薬指や小指が歯牙や粘膜に触れたところをレストに置く

  • 05.フロスを使いこなそう!-口角にフロスを当てない持ち方- 01:25

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    ・口角にフロスを当てないようにするためのワンポイントアドバイス



    【おさらい】
    [口角にフロスが当たってしまう方]
    ・持ち方を見直すと解決することも

    [フロスの持ち方]
    ・親指と中指でフロスを持つ
    →突っ張ったフロスを口角に当てないように挿入できる
    →人差し指でフロスを操作しやすくなるため、フロスをしっかりと紙面に沿わせることができる

    [痛みの少ないフロスを行うことができると]
    ・フロスの重要性や爽快感を伝えることができる

  • 06.フロスを使いこなそう!その2-患者さんのお顔が揺れない挿入方法- 00:41

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    ・患者さんのお顔を揺らさずにフロスを挿入するためのワンポイントアドバイス



    【おさらい】
    [フロスを挿入するときに患者さんのお顔が揺れてしまう方]
    ・原因:左右均等に力を掛けながら挿入している
    ・対策:一方向にだけ力を掛けながら挿入する

  • 07.SRPレベルアップ -SRPのミラーテクニック- 00:57

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    ・安定したSRPを行うためのミラーテクニック



    【おさらい】
    [SRPの時のミラーテクニック]
    ・長時間同じ部位を見続ける場合:ミラーを短く持ちレストを置くと安定する

    [レストの置き方]
    1:薬指を使って口腔外にレストを置く
    2:前歯部の歯牙にレストを置く

    [レストを置くメリット]
    ・ミラーが安定すると、視野の確保がしやすくなる
    ・特に上顎前歯部口外側を鏡視で行う時におすすめの方法

  • 08.ミラーテクニック習得のコツ 02:21

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    ・ミラーテクニックを習得するためのトレーニング方法

    【おさらい】
    [ミラーを使うコツ]
    ・インスツルメントを動かす方向は、手の感覚を頼りに決める
    ・メイクする時のように、手を動かす方向を決めたら鏡でチェックする

    [トレーニング方法]
    例)右上1-3口蓋
    1 ミラーを使わず、プローブを動かす方向を確認する
    2 ミラーを持って、鏡視で動かす(手を右に動かす感覚を常に持つ)

    [衛生士業務は姿勢が大切]
    ・DHにも患者さんにもメリットがある
    1 DH:肩こり、腰痛、頭痛を軽減できる
    2 患者さん:無理な体勢で施術すると力みが伝わる→正しい姿勢で、力みが取れると疲労感が軽減する
    3 双方:ポジションチェンジが少なくなり、施術時間を短縮できる

  • 09.SRPレベルアップ -側方圧のトレーニングその1- 01:25

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    ・スケーラーとワックスを使った親指側方圧のトレーニング

    【おさらい】
    [よくあるお悩み]
    ・側方圧がかけられない

    [ワックストレーニング]
    (ワックスが無ければ硬めのグミでも対応可能)
    ▼親指側方圧
    <#7>
    ①エッジの先端を自分に向ける
    ②基本の持ち方で持ちレストを置く
    ③第1シャンクとワックスを平行にする
    ④親指の指先で側方圧をかけて引き上げる
    ・ワックスが削り取れればOK
    ・#7で側方圧が安定すれば、#8や#11などのスケーラーでもトレーニングを行う

  • 10.SRPレベルアップ -側方圧のトレーニングその2- 01:25

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    ・スケーラーとワックスを使った中指側方圧のトレーニング

    【おさらい】
    [ワックストレーニング]
    (ワックスが無ければ硬めのグミでも対応可能)
    ▼中指側方圧
    <#8>
    ①エッジの先端を自分に向ける
    ②基本の持ち方で持ちレストを置く
    ③第1シャンクとワックスを平行にする
    ④中指で側方圧をかけて引き上げる
    ・ワックスが削り取れればOK
    ・中指側方圧の時は、中指の爪横ではなく、指の腹を使う
    ・#8で側方圧が安定すれば、#7や#11などのスケーラーでもトレーニングを行う

  • 11.SRPレベルアップ -側方圧のトレーニングその3- 01:28

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    ・側方圧コントロールのトレーニング

    【おさらい】
    [側方圧コントロールの必要性]
    ・グレーシースケーラーで除去するもの:硬い縁下歯石、容易に除去できる歯石、縁下プラークなど
    ・常に全力で側方圧をかけると、衛生士の疲労&根面を傷つけてしまう
    ・対象物に応じて側方圧を5段階に分けて使い分ける

    [5段階の側方圧]
    1:ほとんど側方圧が必要ないパワー
    2〜4:1、5の中間のパワー
    5:非常に硬い歯石の除去など全力の側方圧

    [臨床での応用]
    ・まずは軽い力で側方圧をかける→必要に応じてパワーを上げる
    ・側方圧を使い分けることで、衛生士も患者さんも疲れにくいSRPを行うことができる

  • 12.ミラーを使いこなそう その3 痛くないミラー排除 01:17

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    ・痛くないミラー排除を行うポイント



    【おさらい】
    [ミラー排除のよくある失敗]
    ・歯肉にミラーが当たる
    ・骨隆起にミラーが当たる
    →患者さんとの信頼関係に影響する
    →優しいミラー排除のコツは、ミラーを軽い力で持つこと

    [ミラーを軽い力で持つメリット]
    ①ミラーが歯肉に当たった感覚が手に伝わる
    ②骨隆起に当たると、固い感じがわかる
    ※握り込んでギュッと持つと、歯肉や骨隆起に当たった時に気付くことができない
    →軽い力で持ち、指に伝わる感覚の違いに気付けるように意識する

  • 13.ミラーを使いこなそう その4 優しいミラー排除 01:41

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    ・優しいミラー排除を行うポイント


    【おさらい】
    [優しいミラー排除を行うポイント]
    ・ミラー排除の時に外側に向かって力をかける
    ・小帯を排除すると痛みにつながるので、事前に小帯の位置を把握しておく

  • 14.SRPレベルアップ 0度挿入 01:28

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    ・SRPの0度挿入について

    【おさらい】
    [0度挿入とは]
    ・スケーラーの内面を歯面に0度でくっつけた状態で歯肉縁下に挿入する、ということ

    [必ず0度挿入ができる?]
    ・いつも0度挿入ができることが理想的
    ・口腔内では、難しい場合もある→出来るだけ0度になるように意識をしよう
    ・スケーラーの刃先は歯面から離さない

    [挿入のポイント]
    ・スケーラーを軽く持ちそーっと挿入することが大切(大切な人の耳かきをするような気持ちで)
    ・力を掛けてグッと押し込むのはNG

  • 15.スピードアップしよう!歯周組織検査 01:23

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    ・歯周組織検査を時間短縮するためのワンポイントアドバイス


    【おさらい】
    [歯周組織検査に時間がかかる]
    ・理由は様々あります
    ・BOPのチェックを素早く終わらせる方法について

    [出血の仕方]
    ①検査後すぐの出血
    ②数秒(~30秒後)経ってからの出血
    →検査が終わった部位もチェックする必要がある
    ※全部位を検査してからチェックすると、出血部位がわからなくなることがある

    [検査終了部位から片顎ずつチェックする]
    例)左下頬側
    ①左手で口唇を大きく上にめくる
    ②プローブの背で口唇を左下に引き下げる
    →1歯ごとのチェックに比べると時間を短縮することができる

  • 16.SRPレベルアップ レストは後で 01:16

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    ・疲れにくいSRPを行うためのレストをまとめるポイント



    【おさらい】
    [疲れにくいSRPを行うために]
    ・指先をまとめることが大切
    ・指をまとめるためにはレストを後でとる
    ・挿入時にしっかりとレストをとると指がバラけやすくなる

    [指をまとめるためのポイント]
    ・挿入時と除石時ではスケーラーのハンドルの角度が変わる→レストを2段階でとる
    ①挿入時:レストを軽くとる
    ②除石時:第1シャンクと歯根面を平行にしたら、指がまとまるところにレストをとり直す

  • 17.ポジションの作り方 02:44

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    ・基本のポジションを作るための5つのポイント



    【おさらい】
    [基本のポジションとは]
    ・体型に個人差があるため、”絶対にここ”はない
    ・正しい姿勢で行うための5つのポイント
     1、首や背筋が伸びている
     2、頭が傾きすぎていない
     3、肘や脇が自然な状態である
     4、手首がまっすぐである
     5、指先に余分な力が入っていないこと

    <1、首や背筋が伸びている>
    ・頭から真下に線を引いたときに、お尻が線より前にきていると背筋が曲がってしまう→線よりも後ろにお尻を位置付ける
    ・おしりの位置を調整することで、首の曲がりすぎを防ぐことができる
    ・肩や首が凝りやすい方はお尻の位置に注意

    <2、頭が傾きすぎていない>
    ・頭が傾きすぎている場合は体の軸と理想のポジションがずれていることが多い
    ・頭の下にお尻を位置付けることで、体の軸がまっすぐになる

    <3、肘や脇が自然な状態である>
    ・肘や脇が大きく開いている場合:体を近づけてあげると自然な状態になる
    ・閉じすぎている場合:少し体を離してあげると自然な状態になる

    <4、手首がまっすぐである>
    ・ここまでの3つのポイントを意識すると手首はまっすぐになっていることが多い
    ・曲がっていれば、手首がまっすぐになる方向へ移動する

    <5、指先に余分な力が入っていないこと>
    ・正しい姿勢になると、指の力みが取れることが多い
    ・力んでいる場合は、持ち方やレストの取り方を見直す必要がある

  • 18.超音波スケーリングのトレーニング -うずらの卵でトレーニング- 01:11

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    ・超音波スケーラーの作業部位
    ・超音波スケーラーのトレーニング方法について

    【おさらい】
    [超音波スケーラーの作業部位]
    ・ブレードの側面
    ・先端1〜2mm

    [うずらの卵でトレーニング]
    ・準備物:茹でたうずらの卵&超音波スケーラーのチップ
    ※スケーラーのチップによって最大パワーは異なります。トレーニング前に確認してください。
    ・チップの側面をうずらの卵に当てる
    →側面が当たっている:卵の黒い部分だけがとれる
    →先端が当たっている:卵の殻にヒビが入る

    [トレーニングの目的]
    ・スケーラーチップのどこを使っているのか?
    ・スケーラーを回転させて側面を支えているのか?
    など、自分のクセに気づくことができる

  • 19.超音波スケーリングレベルアップ 01:16

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    ・チップの側面を使うためのワンポイントアドバイス


    【おさらい】
    [チップの作業部位]
    ・先端から2mmまでの側面
    ・チップの内面が当たるとNG

    [チップの側面を使うポイント]
    ・チップの角度をイメージしてからレストをとる
    ・レストを先に決める:チップの内面や背面が当たりやすくなる
    ・チップの側面を当ててからレストをとる:チップの側面を使うことができる
    ・スケーリング中:遠心〜中央〜近心と常にチップの側面を当てる必要があるため、手首の角度や指先の回転をうまく活用する

  • 20.プロービングトレーニング 01:57

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    ・プロービングを正しく、適切な長さで持てるようになるためのトレーニング方法のご紹介

    【おさらい】
    [プロービングが苦手な方の特徴]
    ・プローブの持ち方にクセがある
    ・プローブを持つ手が力んでいる
    ・プローブを長く持ちすぎている

    [ 1. プローブ回しトレーニング]
    ・プローブを親指、人差し指、中指の3指でバランスよく持つ
    ・プローブをくるくると回転させる
    ・力加減:プローブを後ろから引いたときにスッと動く程度の力で持つ

    [ 2. プローブ持ち直しトレーニング]
    ・プローブを長く/短く持ち直すトレーニング
    ・中指を人差し指を使って持つ長さを変える
    →検査部位が大臼歯〜小臼歯へ変わる時に活用する

    [プローブを安定して操作できるようになると]
    ・超音波スケーリングやPMTCも上達する
    ・SRPの上達スピードが上がる
    →できるだけ毎日、短時間でいいので練習することが大切!

  • 21.エキスプローリングトレーニング 01:52

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    ・探知力を上げるためのエキスプローリングのトレーニング方法

    【おさらい】
    [探知に大切な3つのポイント]
    1、軽い力で持つ
    2、中指のセンサーで感じ取る
    3、インスツルメントの先を歯牙から離さない

    [抜去歯牙を使ったトレーニング]
    ・歯肉があると想定して行う
    ・エキスプローラーの先を歯冠部につける
    ・そーっとポケット内に挿入する
    ・縦横斜めに動かして歯石のザラつきを感じ取る
    ※エキスプローラーのかかとが、根面から離れないように注意する
    ・目を閉じてトレーニングをするとより実践に近くなる

    [臨床では、、]
    ・抜歯があれば、抜去歯牙を保管しておいてもらうとよい
    ・トレーニングに役立てましょう

このプログラムの受講状況
全体進捗
0/20
試験結果

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