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#6 MHPを応用したアドバンス症例

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スペシャル 2024年8月16日(金) 公開

#6 MHPを応用したアドバンス症例

概要

最後にアドバンスな症例を見てみましょう。
前歯部のラミネートべニアが脱離したところを、象牙質が露出していたのでMicro Horizontal Preparationによるクラウンに変更し、臼歯部も含め上顎を14本すべてクラウン補綴した症例です。
 
治療経過としてはまず、診断用ワックスアップを行い治療計画を立てました。
クラウンの設定としては、厚みは最低限にし、Undercut removalを許容することにしました。
CAD/CAM上で設計し、最終補綴を模したDegital shellをもとにして形成を行っていきます。
この時もMHP専用バーを用いてMicro Horizontal Preparationを行います。
形成後、プロビジョナルレストレーションをウォッシュしていきます。
この時、先に調整した臼歯部のプロビジョナルが浮かないように前歯部を調整していきます。
 
根管治療を適切に行ったのち、フルマウスでの印象採得を行いました。
この方が歯列の一連の流れが統一され、色調再現性や形態が自然になりやすい特徴があります。
手技としては簡単ではありませんが、可能な限るフルマウスでの印象を心がけることも重要です。
 
なぜプロビジョナルレストレーションが重要なのでしょうか。
それは、プロビジョナルレストレーションをもとにクロスマウントを行うからです。
クロスマウントによって作られた最終補を模した診断用ワックスアップから機能、審美面での確認をします。
近年はジルコニアの材料が改善されてきています。
このため、多少薄くなっても強度を保ち、かつ審美的な補綴が可能になります。
 
MHPは難しい形成方法です。
しかし、より審美的かつ歯髄保護、歯の保護を考えるととても重要な概念です。
内山先生の治療方法を学び、実際の症例からその勘所を学び深めていきましょう。

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