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ORT塾 第4回 ORT矯正治療の流れと診断資料の取得方法

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スペシャル 2025年4月4日(金) 公開

ORT塾 第4回 ORT矯正治療の流れと診断資料の取得方法

概要

ORT塾第4回では、「ORT矯正治療の流れと診断資料の取得方法」ついて詳しく解説されています。
次回(第5回)から始まる、聴講生二人一組の実習へスムーズに移行できるよう、口腔内写真・顔貌写真・全身写真の撮影方法や、チェックシートへの記入を進めるポイントを詳しく教えていただきました。

まずは、前回までの復習です。
歯並びが悪くなる根本的な原因は顎の発育不全にあり、それはさらに口を開ける癖や舌の低位によって引き起こされます。

顎の発育不全の原因として、
①舌小帯異常
②鼻炎などのアレルギー
③食生活や姿勢などの環境要因
④遺伝的要因
の4つに分類され、特にアレルギー体質による鼻閉が最も多い原因であることが示されています。

また、ORT矯正に重要な「オプティマイズリング」の考え方が解説されています。
これは、①根本原因、②代償性原因、③結果的原因の3つの視点から顔面成長を最適化する考え方です。
この理解によって、より本質的な治療計画を立てることができます。

さらに「顎の成長と気道の関係」についても触れられ、舌の位置が低くなることで気道の狭窄につながり、食事・発話・呼吸・睡眠・姿勢・発達に影響を与えることが説明されています。
特に気道の狭窄が子どもの生活に与える影響として、食事時のむせ・発音の問題・いびき・睡眠障害・姿勢の悪化などが挙げられています。

オーラルマイオファンクショナルセラピー(OMT)プログラムについても詳細に解説され、このプログラムが矯正治療と併用することで、より効果的な結果を得られるそうです。
OMTプログラムは、3ヶ月間の短期集中スタートアッププログラム(SUP)と1年間の中長期トレーナープログラム(TRP)の2つのフェーズに分かれています。

診査に必要な資料の準備方法も実践的に解説され、口腔内写真・顔貌写真・全身写真・パノラマX線・CTなどの各資料の撮影方法や注意点が詳しく説明されています。
特にフランクフルト平面を意識した横顔写真の撮影や、自然な姿勢を記録する全身写真は重要です。

また、受講者同士で行う実習に備えて、ORTチェックシートを使った診査の具体的なステップを紹介いただきました。
根本原因・代償性原因・結果的原因の各項目をどのように評価するか、具体的に学べます。
このチェックシートを用いることで、歯並びの乱れだけでなく、いびきや発音の問題、姿勢の乱れなど、全身の状態も総合的に評価できます。

今回の講義をしっかり理解し、次回の実習に向けて写真撮影やチェックシートの記入を進めておくことで、より実践的なステップへとスムーズに移行できるでしょう。
子どもたちの笑顔と健康を支えたい歯科医療従事者の方々に、ぜひご覧いただきたい内容です。

講師紹介

小児の予防歯科と口腔機能育成【上級】

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