言葉より大事なノンバーバルコミュニケーション
患者さんへの治療説明をするときや、
スタッフへのアドバイスするときに、
「自分の言葉が伝わっていない」
と感じたことはありませんか?
それは、
言葉だけで相手に伝えようと
しているからです。
言葉と一緒に
「ノンバーバルコミュニケーション」を
取り入れることで、
もっと自分の伝えたいことが
相手に伝わりやすくなります。
さらに、
相手の気持ちがわかったり、
より良い信頼関係を築けたりできる
効果もあります。
今回は、
「信頼関係を築くときに欠かせない
ノンバーバルコミュニケーション」
について解説していきます。
ノンバーバルコミュニケーションとは?
ノンバーバルコミュニケーションとは、
非言語コミュニケーションと呼ばれていて、
言葉や文字以外の情報で
相手とコミュニケーションを取る方法です。
例えば、
・表情
・ジェスチャー
・姿勢
・声のトーン
・相手との距離
など言葉以外の、相手の行動に対して
コミュニケーションを図っていきます。
同じ行動でも違う感情を意味する
非言語コミュニケーションの
仕草やジェスチャーは、
同じ表現でもいくつかの解釈ができ、
時には同じジェスチャーでも、
全く異なる感情を意味することがあります。
例えば、
耳や髪を触るといった行動には、
「嘘をついている」
「神経質」
といった意味がある一方で、
「新しい髪型が気になっている」
という反対の感情を
意味しているかもしれません。
そのため、仕草やジェスチャーだけで
相手の気持ちを判断するのは危険です。
表情や声など、
他の部分を見ながら
行動の意味を解釈することが
大切になります。