【人気動画】小児歯科専門医から学ぶ~乳歯のコンポジットレジン修復~
目次
痛くない麻酔
防湿について
前歯部のCR
臼歯部のCR
痛くない麻酔
小児歯科で重要になってくる事が痛くない麻酔です。
リドカインが入っているテープを乾燥した歯肉に2分間貼付します。
痛みに敏感な上顎前歯部にリドカインテープを120秒貼付し30Gの注射針で刺入したところ被験者全員が痛みを感じなかったと言う報告もあります。
麻酔液を体温程度に加温しておくことも痛くない麻酔には重要で、カートリッジウォーマーを使用。
防湿について
協力が得られない患児に対してはラバーダム 防湿が有効です。
小児歯科領域では嘔吐の有無や口唇の色を把握するため薄めの色で透明性の高いシートを好む先生が多いようです。
比較的協力が得られる場合はZOOを使用します。
これを用いることでラバーダムと同程度の防湿を期待できます。
前歯部のCR
乳歯の場合脱落を防止するためエナメル質に広めのベベルを付与し接着力を向上させます。
豊隆が付与されたストリップスで口蓋側から手指で抑え、バックウォールを作成すると楽にできます。
臼歯部のCR
必ずう蝕検知液を用いて染め出しを行いう蝕の除去を確認します。
形態修正は上記の順で手早く行います。
咬合調整もはラバーダムを外してから上記のバーを使い行っていきます。
視診やノンワックスのフロスでも隣接面カリエスは発見が難しいため定期的にレントゲン撮影を行います。
軽度の象牙質カリエスまではフロスにてサホライドを塗布し経過観察を行います。
ぜひこの動画を参考にしてみてください。