【人気動画】歯科医院が管理栄養士を採用するためのプロセス〜働き方や食育指導の取り入れ方〜
今回はの動画では、押村侑希先生が歯科医師の立場から管理栄養士と働く上での関わり方や食育指導などの取り入れ方を紹介しています。
管理栄養士や食育指導に興味のある方、管理栄養士を採用して他院との差別化をはかりたいと考えている方は是非一度動画をご覧になってみてください。
この動画をご覧いただくことで、歯科医院で管理栄養士を採用するメリットや必要性を知って、今後あなたの歯科医院を発展させていくきっかけを作れるかもしれません!
第1章 管理栄養士のよりもたらされた変化
◆管理栄養士が勤務することで歯科医院にもたらされた変化
歯科医院は現在全国でおよそ69,000件あり、コンビニよりも多いといわれています。そのため収益を維持、さらに向上させていくためには、他院との差別化が必須となっているのが現状です。
主に歯科医院で活用されている差別化には4種類の差別化があります。1つ目は、「専門性」に特化することです。例えば、小児矯正やインプラント、歯周病などに特化した歯科医院など、専門性に特化した医院にすることで、一般的な歯科医院との差別化をはかり、事業拡大や収益につなげていきます。
2つ目は、「ライフステージ」に特化することです。ターゲット層を明確にし、年齢や性別、ライフスタイルなどに合わせた歯科医院にして集客をします。例えば、ファミリー層や、高齢層、サラリーマンなどです。
3つ目は、「患者サービス」を充実させることです。例えば託児所を完備し、保護者が安心して治療を受けられるサービスや、トイレや待合室などを清潔で患者さんが満足できるような空間にしたり、キッズスペースを充実させたりすることで、集客や収益拡大につなげていきます。
4つ目は、歯科医院のビジョンに合った患者教育のできる「スタッフの育成」です。患者さんに良質で安全な歯科医療を提供するために、歯科医院のビジョン合わせた患者教育のできるスタッフの育成をして、他院との差別化をはかります。
そこで、この動画を作成してくださっている押村先生の経営する歯科医院では、「管理栄養士を採用する」というところで、他院との差別化をはかり、集客や収益拡大へ成功されています。
そして、管理栄養士を採用することで歯科医院にもたらされ変化が3つあります。
1.スタッフや患者様の知識が向上し、歯科医院が活性化
2.管理栄養士がいることで、口コミで紹介していただける
3.スタッフや患者様に栄養の知識を増やしてもらうことで、必然的にデンタルIQも高くなり、そして歯科の知識も増えるのでさまざまな良い変化がある
しかし変化の背景には、管理栄養士さんとして即収益につながらないという側面もあります。
押村先生の経営する歯科医院では、そういった背景があるのにも関わらず、管理栄養士さんがいることで医院内全体が活性化し、歯科医院全体の底上げになっているため、収益の拡大にもつなげることができています。
◆歯科医院で働く管理栄養士の仕事について
歯科医院で管理栄養士を採用した際には、はじめから管理栄養士としての業務をしてもらうのではありません。なぜなら歯科医院で働くためには、まずは歯科医院のスタッフとして働いてもらわないと、理解できないことも多いからです。
そして、そこから離職につながってしまうことも多いため、まずは歯科医院での業務をしっかりと理解してもらうことが重要です。
まず1年目は歯式、消毒滅菌、片付け方法、アシスタント方法などの歯科全般の知識を一通り身につけてもらいます。
2年目は患者様とお話しすることや受付業務を一通り身につけてもらいます。そして最後の3年目でやっと管理栄養士としての業務をスタートさせます。
さらにこの3年間では、歯科医師と管理栄養士がお互いの相互理解を深め、働きやすくするために、歯科医師側も管理栄養士が今まで何を勉強してきたかを学びます。そして、これから目指す方向性を共に考え、実現していきます。
また新卒の管理栄養士を採用した場合には、歯科助手の仕事や受付業務と並行して、管理栄養士としての教育が必要になってきます。そこで、押村先生の歯科医院では歯科で働く管理栄養士のベテランの方から指導を受け、今後の医院の展開を共に考えています。
◆管理栄養士の歯科医院での主な業務内容
矯正をして歯並びが改善することで、中顔面劣成長や3白眼は改善してきます。しかし矯正をしなくても食事や食事方法を改善することで、ある程度のリスクを軽減させることができます。
そのため管理栄養士が低年齢の子どもたちや保護者へ栄養指導や食事指導をすることで、中顔面劣成長や3白眼のリスクを最小限に抑えることができるのです。
管理栄養士の主な業務内容は、子どもの上顎を広げるために咀嚼問題を重点的に指導内容にしていきます。
主な問題点には下記の4点の問題があります。
●硬いものを噛まない、噛めない
●柔らかい食品、食べ物が増加
●柔らかい食品、食べ物を好む傾向
●咀嚼回数、咀嚼能力の減少
そしてこれらの問題点を指導内容に加えていくことで、下記の写真のように舌の位置が改善され、上顎のアーチが自然と広がっていきます。
今回の動画では数ある管理栄養士の講座の中から「噛む育講座」という講座を紹介しています。主に乳児期幼児期向けの講座で、口呼吸についてや、乳児期の離乳食について、さらには、講座を活性化させるための実習なども行っています。
実際の食育指導内容を動画で詳しく解説していますので、ぜひ一度ご覧ください。
さらに講座のほかにも、管理栄養士が主催の子ども向けのイベントを行い、子供達自身で料理を作り食べてもらったり、保護者向けにお子さんの上顎を広げるためのメニューを提案する教室を開催したりしています。
そして押村先生の医院では、現在は主に低年齢の方の特化した内容で業務を行なっています。今後は健康な方や生活習慣病をお持ちの方、高齢の方さまざまな年齢の方に特化した内容で指導内容をさらに充実させながら、医院なりのアプローチしていくことを目指していきます。
最後に…
今回は、押村侑季先生の動画、「歯科医院における管理栄養士との関わり方〜歯科医師の立場から食育指導の取り入れ方〜」より「歯科医院が管理栄養士を採用するためのプロセス〜働き方や食育指導の取り入れ方〜」を紹介させていただきました。
動画では、管理栄養士を採用してからのプロセスや関わり方、管理栄養士が実際に歯科医以内で行っている食育指導の講座などをわかりやすく紹介しています。ぜひ一度ご覧になってみてください。最後までご一読いただきありがとうございました。