【連載】日本における予防歯科への意識 Part3:企業の取り組み(フィード株式会社)
歯科医療への啓発活動の取り組み:フィード株式会社の場合
歯に対する関心は高いにも関わらず、詳しい知識はまだ一般的に浸透しておらず、歯科健診受診率も低い我が国。
それだけに、歯科関係者から一般に向けての情報発信を強化していくことは今後必須となってくるのかもしれません。
情報発信を積極的に行っている企業として、歯科通販でお馴染みのフィード株式会社(https://dental.feed.jp/)の取り組みをご紹介します。
フィードでは「定期的に歯科医院に通うことで、健康に生活できる『健康寿命』を延ばせる」ことを社会に訴える継続的な広報活動を実施するため「からだのための歯科定期健診推進委員会」を立ち上げました。フィード社の売上の一部を、啓発のための費用として充当し、歯科全体のための広報活動を継続的に行っていくとのことです。
Doctorbookはその趣旨に賛同し、そのプロジェクトの第1回目として「行こう!シカケンKiss編」と題した、啓発動画CMを制作致しました。若い世代に積極的にアプローチするため、人気のラップミュージシャンを起用したユニークな内容となっています。
行こう!シカケンKiss編
今回の動画では、一般的に関心が高く、また虫歯がない人でも無関係ではいられない「口臭(歯周病由来)」に着目しました。彼女からキスの誘いを受けた男性がその口臭のひどさゆえに突き飛ばされてショックを受け、その口臭の原因は歯周病だと知り…、という展開で進んでいきます。
SNSを中心としたメディアで、なるべく多くの方に、特に今回は若い世代の人たちに、歯周病のリスクや定期的に歯科医院に通うことの重要性を広めるため、若い世代に人気のあるラップミュージックを活用しています。
その軽快なリズムに乗せて、歯周病が糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞などさまざまな疾患の発症・進行のリスク因子であることも含めて、たたみ掛けるようにメッセージを伝えていきます。
(画像をクリックして動画へリンク)
今回のプロジェクトにおける資金は、フィードがお値打ち商品を集めた「フィードの挑戦」掲載品等、対象製品の売上の一部を充当して展開していくとのこと。「フィードの挑戦」対象製品については下記からご覧ください。
「フィードの挑戦」対象製品
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