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2024年5月15日(水) 公開
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2018年6月にヨーロッパ歯周病学会(Europerio9)で発表された歯周病新分類。
この新分類では、以前の侵襲性歯周炎と慢性歯周炎という分類を統合し、歯周病をステージとグレードで評価します。
具体的には、歯周炎の重症度や複雑度を示す4つのSTAGEと、進行リスクを示す3つのGRADEに分類され、リスクファクターとしての喫煙や糖尿病が考慮されます。

この歯周病新分類に関しては、どのように日常臨床へ活用すればいいのか分からない、といったお声も伺います。
そこで、今回は3名の先生より、具体的な活用法や、注意したい点をご教授頂きます。
本講義を御覧いただき、知識の整理や、院内の情報共有等でお役立ていただけますと幸いです。


第1講演:星嵩先生「歯周病の新分類で迷うところ〜グレーゾーンの解説〜」

歯周病の新分類が発表されてからはやくも5年が経過し、日本でも歯周病を診断するスタンダードの基準になってきている。しかしながら、「新分類はよくわからない」という声を聞くことも多く、多くの歯科医師と歯科衛生士がその活用に悩んでいるようである。本講演では、歯周病の新分類をわかりやすく解説しつつ、よく聞かれる疑問について論文と症例を交えながら答えていきたい。
使ってみよう歯周病の新分類。
本講演が皆様の明日からの臨床に役立てば幸いである。

第2講演:木村文彦先生「エンドペリオの対応で迷うところ〜保存の見極めの考察」

レントゲン上で根尖に病巣があり、それが深い歯周ポケットと繋がっているいわゆるエンドペリオ病変は誰しも保存の可否に迷うものである。エンドペリオは一見で何が原因か分からないため、治療してみて後から原因が判明することが多い。エンドペリオの勝敗を分けるものは何なのか、治療の手順やStageごとの症例の見極めなどを解説する。

第3講演:土田晃太郎先生講演「PTM(歯の病的移動)の対応で迷うところ 〜Perio-orthoの解説」

Stage4の歯周病患者ではPTMにより多くの患者が機能的、審美的に多くの問題を抱えることとなる。また欠損補綴や歯冠修復を行う場合にもPTMは大きな障壁となる。多くの歯を抜歯し、インプラントなどの欠損修復を行うことによる再構築も可能であるが、歯を保存するためにPTMを矯正治療により解決することも検討しても良いのではないかと考える。しかしながら非歯周病患者と比較するとさまざまな問題があり、また矯正医との連携も迷うことが多いように思われる。本講演では歯周病患者におけるPTMを矯正治療によって解決するためのポイントについて解説したい


【講師】
星嵩先生(星歯科医院 院長)
木村文彦先生(医療法人社団Zion 理事長)
土田晃太郎先生(土田歯科医院 院長)

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