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スペシャル
2022年8月10日(水) 公開

インプラントの長さとサイズ / 安全なソケットリフトを行うための機器 #2

価格
2,750円〜(税込) (D+会員 2,200円〜(税込))
付与ポイント
1% (通常:25pt〜 D+会員:20pt〜)
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    • 00:13 〜 インプラントの長さについて
    • 02:41 〜 インプラントサイズの定義
    • 06:00 〜 顎洞低挙上術におけるMIのまとめ
    • 06:42 〜 安全なソケットリフトを行うには?
    • 10:06 〜 ソケットリフトで使用している主な機器の紹介
    • 11:04 〜 ソケットリフトにマイクロスコープを使用する利点
    • 12:42 〜 ソケットリフトに使用する骨補填剤について 
    • 13:45 〜 症例の解説
  • *2022年3月30日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。


    前回の講義より引き続き、インプラントの長さに関する解説からはじまっています。
    チューリッヒ大学の研究によると、インプラントの平均の長さが約2ミリ短くなっていることが分かります。
    梅村先生も長いインプラントを埋入していたようですが、近頃では短いインプラントを埋入しているとのことです。
     
    例えば、53歳女性、歯がぐらついて噛みにくいことを主訴に来院された患者さんの症例を参考に解説いただきます。
    デンタル写真でも分かるように、歯周病がかなり進行しており、全額的に治療されたケースです。
    16年後に経過観察を行ったところ骨の状態は安定しているものの、襲撃の大きい治療であることが分かります。
     
    そこで「ショートインプラントを埋入すればMIではないか?」という点に着目し、詳しい解説をいただきました。
    インプラントサイズの定義について、文献を参考にしたところ10ミリ以下でショートインプラントと考えられます。
    また、上顎洞低挙上術におけるショートインプラントは、11~15ミリのインプラントと比較し有意差がないことが分かります。
    実際に梅村先生が8ミリのショートインプラントを埋入した症例でも、かなり安定した状態で経過を見ているとのことです。
    ショートインプラント埋入は、使用する骨補填剤も少なく済みオペ時間の短縮にも繋がるでしょう。
     
    次に「2.安全にソケットリフトを行うには?」というテーマについて、解説をいただきました。
    データを参考に、上顎洞炎や上顎洞内インプラント迷入などが、重篤な医療トラブルの上位に挙げられることが分かります。
    そこで、上顎洞から中鼻道へ炎症や粘液の排出路となる「自然孔」が大切になってくると解説いただきました。
    自然孔の閉塞は上顎洞炎の慢性化に繋がるため、インプラント開始前に確認することの重要性が分かりました。
     
    続いて、梅村先生の医院で安全なソケットリフトを行う際に使用している、主な機器を紹介いただきました。
    今回、詳しい解説と共に紹介いただいた機器は、以下の通りです。

    • ・リフトドリリング
    • ・CAS Kit
    • ・Densah Bur Kit
    • ・バーティカル剥離子
    • ・ピエゾデバイス
    • ・遠心分離機
    • ・マイクロスコープ


    それぞれの機器の使用方法について、梅村先生の医院で実際に行った症例と合わせて詳しい解説をいただきました。
    紹介された機器がすべて揃っていれば必ず安全という保障はありませんが、とても参考になるのではないでしょうか。                      

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