インプラントの長さとサイズ / 安全なソケットリフトを行うための機器 #2
- 価格
- 2,750円〜(税込) (プレミアム会員 2,200円〜(税込))
- 付与ポイント
- 1% (通常:25pt〜 プレミアム:20pt〜)
-
*2022年3月30日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
前回の講義より引き続き、インプラントの長さに関する解説からはじまっています。
チューリッヒ大学の研究によると、インプラントの平均の長さが約2ミリ短くなっていることが分かります。
梅村先生も長いインプラントを埋入していたようですが、近頃では短いインプラントを埋入しているとのことです。
例えば、53歳女性、歯がぐらついて噛みにくいことを主訴に来院された患者さんの症例を参考に解説いただきます。
デンタル写真でも分かるように、歯周病がかなり進行しており、全額的に治療されたケースです。
16年後に経過観察を行ったところ骨の状態は安定しているものの、襲撃の大きい治療であることが分かります。
そこで「ショートインプラントを埋入すればMIではないか?」という点に着目し、詳しい解説をいただきました。
インプラントサイズの定義について、文献を参考にしたところ10ミリ以下でショートインプラントと考えられます。
また、上顎洞低挙上術におけるショートインプラントは、11~15ミリのインプラントと比較し有意差がないことが分かります。
実際に梅村先生が8ミリのショートインプラントを埋入した症例でも、かなり安定した状態で経過を見ているとのことです。
ショートインプラント埋入は、使用する骨補填剤も少なく済みオペ時間の短縮にも繋がるでしょう。
次に「2.安全にソケットリフトを行うには?」というテーマについて、解説をいただきました。
データを参考に、上顎洞炎や上顎洞内インプラント迷入などが、重篤な医療トラブルの上位に挙げられることが分かります。
そこで、上顎洞から中鼻道へ炎症や粘液の排出路となる「自然孔」が大切になってくると解説いただきました。
自然孔の閉塞は上顎洞炎の慢性化に繋がるため、インプラント開始前に確認することの重要性が分かりました。
続いて、梅村先生の医院で安全なソケットリフトを行う際に使用している、主な機器を紹介いただきました。
今回、詳しい解説と共に紹介いただいた機器は、以下の通りです。- ・リフトドリリング
- ・CAS Kit
- ・Densah Bur Kit
- ・バーティカル剥離子
- ・ピエゾデバイス
- ・遠心分離機
- ・マイクロスコープ
それぞれの機器の使用方法について、梅村先生の医院で実際に行った症例と合わせて詳しい解説をいただきました。
紹介された機器がすべて揃っていれば必ず安全という保障はありませんが、とても参考になるのではないでしょうか。 - ・リフトドリリング
次のエピソード
-
安全なソケットリフトを行うために使用する機器の続きを実際の症例を参考に解説いただき、それらのまとめを分かりやすく行っていただきました。再生する
再生時間 17:36
こちらの動画もおすすめ
-
2024年5月15日(水) 公開インプラントアバットメントについて考える
-
2024年5月3日(金) 公開『患者/データを一元管理するAI搭載DTXソリューション』〜エンビスタ(DEXIS)から新ソフトウェアのご紹介〜
-
2024年4月15日(月) 公開口腔外科 for ビギナーズ
-
2024年4月5日(金) 公開初めてのGBRを成功するために必要な事 ―これだけ知っていればもう怖くない―
-
2024年4月2日(火) 公開若手Dr×エンド専門医 Endo Case Discussion NEXT 自家歯牙移植
-
2024年3月15日(金) 公開サージセルPR動画
-
2024年3月13日(水) 公開高齢障害者のためのTop-Down(下向式)インプラント全顎口腔回復治療
-
2024年1月29日(月) 公開㉓Implant start-up
Doctorbook academy
本サイトは、歯科医療に従事されている皆さまを対象に情報提供するサイトです。
あなたは歯科医療従事者ですか?
※一般の方は患者向けサイトDoctorbook をご覧ください
Facebook ログインの確認
Doctorbook academy は Facebook ログインをサポートします。
Facebook アカウントより必要な情報を取得します。
許可する場合、YES を押して Facebook 連携に進んでください。
誤って Facebook ログインを選んだ場合は NO を押してください。