ソケットリフトのインフォームドコンセント / サイナスリフトの粘膜穿孔症例 #5
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- 2,750円〜(税込) (D+会員 2,200円〜(税込))
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*2022年3月30日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
今回は、治療におけるインフォームドコンセントの大切さの解説からはじまります。
インプラント治療やソケットリフトは、少なからず患者さんへ負担がかかる治療です。
症例やライフスタイルに合わせた治療の進行が大切で、それに伴ってインフォームドコンセントの重要性も忘れてはいけません。
しかし、医者が患者に行った治療を正しく理解していた割合は2割ほどだったというアメリカの研究結果がでています。
日々の臨床で経験している先生も多いと思いますが、日本においても患者さんの治療への理解を得ることは難しいでしょう。
梅村先生は、まずは「同意」を得る前に、十分な説明を行い「理解」「納得」を得ることが最も重要であると強調されました。
では、ソケットリフトのインフォームドコンセントは、どのように行っているのか気になる先生も多いでしょう。
その場合は、通常のインプラント用インフォームドコンセントに追加して、術中のリスクについて可能性を伝えます。
そして、その場合に対してどのようなアプローチを行うのか、詳しい説明を行っていると述べられました。
別の医療機関へ紹介する場合は「紹介先がどのような医療機関であるのか」までを詳しく説明されているようです。
続いて「4.サイナスリフト時の粘膜穿孔」のテーマについて解説いただきました。
43歳女性、右上6インプラント治療が主訴の症例では、レントゲン上でも複雑化しているような像が見て取れます。
口蓋側をソケットリフトで挙げ、頬側サイナスリフトで治療を進ましたが、粘膜に穿孔が起きてしまっています。
PRFを穿孔部に向かって填入し、9カ月後のレントゲン写真では良好な状態を確認できることが分かります。
そして、ここまでの講義についてまとめていただきました。
MIは、治療結果とのバランスを取りながら低侵襲で効率の良いオペを追求することが大切であると述べられました。
また、今回紹介した器具についてすべてが必要ではなく、それぞれの先生が使いやすいものを選択することが大切です。
安全なソケットリフトに必要なことは、洞粘膜に優しい器具使用と心理面のコントロールであるとまとめられました。
さらに、上顎洞低挙上時の穿孔部へはタイプを見極めて適切に対処することも、非常に重要なポイントです。
患者さんのライフスタイルに合わせた対処を選択するように心がけたいと述べられました。
最後に、これまでの講義を通しての質疑応答が行われました。
講義内では解説されなかった細かい部分の詳細について貴重なご意見をいただいております。
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