Doctorbook academy

    • 00:10 〜 自己紹介
    • 01:31 〜 彼に何が起こったのか?
    • 03:17 〜 初診時の所見
    • 04:31 〜 初診時の口腔内写真
    • 04:53 〜 初診時X線14枚法と精密検査
    • 05:24 〜 初診時の模型分析
    • 05:33 〜 診断 広汎型重度慢性歯周炎
    • 05:45 〜 治療計画と治療経過
    • 06:07 〜 異常出血と他科への流れ
    • 06:41 〜 橋本病の甲状腺機能低下症状
    • 07:11 〜 歯科治療時の注意
    • 07:43 〜 橋本病と歯周病に関連した論文
    • 08:07 〜 甲状腺機能低下症改善後の歯周組織再生療法
    • 08:23 〜 セファログラム分析
    • 08:47 〜 SPT移行から6年後
    • 09:31 〜 SRP後の自発痛→抜髄とその後の経緯
    • 10:27 〜 SPT移行から5年後
    • 12:32 〜 最新SPT時口腔内写真
    • 12:43 〜 治療過程のまとめ
    • 14:07 〜 考察1
    • 14:54 〜 考察2
    • 15:20 〜 考察3
    • 16:00 〜 結論
  • 臨床において歯内-歯周病変の診断は困難である。
    広汎型重度慢性歯周炎患者の歯周治療の過程において、SRP 終了後に自発痛が発現した37(EPT+、初診時の頬側中央部の歯周ポケット(PPD)10mm、根分岐部病変2度)を急性歯髄炎 と診断し抜髄を行った。
    歯周組織再生療法(エナメルマトリクスデリバイティブ・EMD応用)後、 PPD3mm、根分岐部病変なしへと改善した。
    SPT移行から5年後、頬側中央部のPPDは5mmへと悪化したため、根分岐部病変の再発を疑った。
    再度の歯周外科治療の必要性を診断すべく歯科用コーンビーム CT 撮影を行うと、遠心根根尖から根分岐部に拡がる透過像を認めた。
    歯内病変由来の歯内-歯周病変と診断し、感染根管治療を行った。根管充填から5か月後、頬側中央部のPPDは2mmへ改善し、歯周外科治療を回避することができた。本症例の患歯は初診時から歯周病変由来の歯内‐歯周病変であったのかその感染経路や対処法について考察する。

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