臨床に必要な咬合の基本知識|生理的・機能的・治療的咬合 #1
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*2022年3月16日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
審美補綴臨床におけるデジタルデンティストリーの活用について、田中先生に解説をいただきました。
支台歯形成から印象までの詳しい解説を行っていただき、主な内容は以下の通りです。- ・補綴臨床に必要な咬合の基本的知識
- ・補綴臨床におけるIOSの応用
- ・支台歯形成に必要な知識とテクニック
- ・フィニッシングラインの設定基準
- ・補綴臨床の実際
最初に、個人の咬合は理想的咬合・生理的咬合・治療的咬合の3つに分けられ、それぞれを解説いただきました。
理想的咬合の条件には、顎関節の安定やアンテリアガイダンスの確立、神経・筋構造の調和などを挙げられました。
そして、咀嚼・嚥下・発音・審美性・呼吸のすべての要件が満たされていることなども重要です。
次に、生理的咬合について解説いただきます。
生理的咬合の条件として、田中先生は以下のような項目を挙げられました。
- ・咀嚼機能が患者にとって満足のいくものである
- ・機能的負担にかかわる歯周組織に病的徴候がない
- ・顎関節や化学の機能運動にかかわる筋群に病的徴候がない など
さらに付け加えるのであれば、体位や頭蓋骨に対して歪みなどの悪影響が認められないことと考えておられるそうです。
続いて、治療的咬合について解説いただきました。
治療的咬合とは、機能的・審美的要件を満たし、その咬合が変化せず長期的に安定している必要があります。
また、患者自身が快適でかつ十分に満足できるものであることが重要で、それが理想的咬合である必要はないとおっしゃっています。
そして「補綴臨床に必要な咬合の基本的知識」を教えてくださいます。
咬合接触やABCcontact、咬合と咀嚼の関係、咀嚼と咬合面形態などを踏まえて、実際のIOSについて詳しい解説をいただきました。
それぞれ利点・欠点はありますが、オーラルスキャンを成功させるための条件として、以下の4つを挙げられました。- ・フィニッシングラインが歯肉縁同縁もしくは縁上に設定されていること
- ・プロビジョナルレスとレーションの適合、カウントゥアが適正であること
- ・歯周組織が健全で滲出液のコントロールがされていること
- ・歯周組織が損傷していないこと
詳しい内容はぜひ動画でご確認ください。 - ・補綴臨床に必要な咬合の基本的知識
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