義歯を安定させる下顎運動 #2
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*2022年2月17日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
引き続き模型分析とイメージについて解説していただきます。
皆さんは” スキーゾーン”と呼ばれる部位をご存じですか?
下顎義歯のレトロモラーパッド周囲の組織は顎堤吸収が起きにくいので相対的にうしろから前に斜面ができるように顎堤吸収が起きるーー。
と、1917年Gysiは22.5度を超えて斜面になった場合は前方への推進現象が起きると報告しています。
義歯の治療で遭遇する、「デンチャーがあったって痛い」という訴えに対して、義歯の当たる部分をいくら削っても治らないといったご経験はありませんか?
何度削っても痛い部分に当たってくるならば、何かが後ろから押し出していることを疑うべきと松丸先生は仰います。
動画では実際に下顎の顎堤吸収が進んだ患者様の無歯顎模型を見て説明していただきます。
一番平らに近く、ニュートラルなエリアは5番から6番近心です。そこからすり鉢状の骨形態となり、後方は滑り出しやすく、ニュートラルな部位より手前は滑り出しを抑えるエリアとなります。
松丸先生は事前に模型分析とイメージをもっていると義歯の移動を制御しやすくなると仰います。
症例では高齢の患者様で下顎の顎堤が高度に吸収し、大臼歯後方の下顎底が顕著に後ろ上がりのケースを用いて解説していただきます。
主訴は「入れ歯が動いて食べにくい。下の入れ歯は安定剤を使わないと普段から少し浮いていると感じる。
奥歯で食べると下の入れ歯が逃げる」といった臨床で遭遇することのある内容です。
新義歯を作製するうえでどういった点に配慮すべきか、旧義歯と新義歯を比較しながらわかりやすく解説していただきます。
動画後半では義歯を安定させる2つの下顎運動についてです。
前方運動 側方運動に加えてBennet運動と後方運動とは何か解説していただきます。
ぜひご覧ください!
次のエピソード
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様々な動きをする下顎の自由度の中でどのような咬合面形態を与えたら干渉が起きないのかについて学びます。TMJや顎堤などにダメージを与えず、かつ健康を維持できる総義歯の咬合ついて解説していただきます。再生する
再生時間 13:34
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