総義歯治療専門歯科医師の松丸悠一先生による『全部床義歯に必要な咬合の知識』の講義です。
本講義ではヨーロッパにおける咬合の考え方である
Gerber Theoryを紐解きながら、義歯に必要な片側性咬合平衡と両側性咬合平衡について解説していただきます。
Gerber Theoryによる顎関節を分析して得る人工歯の咬合面形態によって咬合が安定し、患者様が満足する義歯を作ることができます。
「咬めない」
「入れ歯が外れて落ちてくる」
「入れ歯が痛い」
こういった義歯の問題を解決するために咬合という治療が存在します。
松丸先生の講義では、教科書だけでは得ることができない、チェアサイドで確認できる義歯の咬合の診査診断についてわかりやすく解説していただきます。
義歯は咬合安定性が確実であれば、TMJや顎堤などにダメージを与えず、かつ健康を維持できます。
多少義歯が傾く状態に人工歯を置いてもその場では噛める義歯というものは案外作れてしまいます。
しかし、組織を安定する、ダメージを少なくするには咬合力をきちんとコントロールする必要があります。
本動画では義歯に与えるべき咬合で、顎位・咬合平面・咬合接触の見方について詳しく解説していただきました。
理想的な人工歯の咬合面形態や、咬合様式を学び、実際の咬合調整の方法や手順について学べます。
*2022年2月17日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
エピソード
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Gerber Theoryを紐解きながら義歯の咬合について解説していただきます。総義歯の臼歯部の排列位置を考えるのに役立つ模型分析やイメージの持ち方について解説していただきます。再生する
再生時間 15:39
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スペシャル義歯を安定させる下顎運動 #2下顎の顎堤吸収が進んだ無歯顎模型をもとに模型分析とイメージについて解説していただきます。また、Bennet運動と後方運動のに言及し、義歯を安定させる下顎運動について学びます。再生する
再生時間 16:01
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様々な動きをする下顎の自由度の中でどのような咬合面形態を与えたら干渉が起きないのかについて学びます。TMJや顎堤などにダメージを与えず、かつ健康を維持できる総義歯の咬合ついて解説していただきます。再生する
再生時間 13:34
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口腔機能を妨げず、審美性に無理がない、周囲軟組織に調和、かつ力学的に不安定でない咬合平面にするために、義歯の形態と義歯装着時の顔貌から読み取れる咬合平面の評価方法について解説していただきます。再生する
再生時間 16:25
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具体的な咬合治療法について解説していただきます。視診でのポイントや、咬合調整すべき部位と手順について解説していただきます。質疑応答では臨床で遭遇する義歯治療の問題を解決してくださいます。再生する
再生時間 16:34
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