歯根肉芽腫と歯根嚢胞の鑑別、逆根管治療が必要な3つの理由 #2
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- 00:10 〜 再根管治療はなぜ成功率が低いのか
- 03:32 〜 根管以外の細菌感染
- 04:14 〜 大きな根尖病変に対する根管治療
- 04:43 〜 歯根肉芽腫と歯根嚢胞の鑑別
- 05:10 〜 歯根嚢胞は根管治療で治癒するのか?
- 05:33 〜 逆根管治療が必要な3つの理由
- 06:09 〜 逆根管治療の選択
- 07:34 〜 【症例4】実際に再根管治療を選択した症例
- 08:20 〜 【症例5】上顎5番;根管が湾曲・狭窄・根管内異物で再根管治療での改善が難しい症例
- 09:20 〜 【症例6】上顎6番;自分で根管治療したけど再発したケース
- 09:50 〜 【症例7】上顎1番・2番;十分な根管充填している2根尖有病変のケース
- 11:20 〜 【症例8】上顎 再移植した歯で連結冠の症例に逆根管治療を行った
- 13:45 〜 逆根管治療の適応症
- 16:01 〜 逆根管治療のメリットとデメリット
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*2022年3月25日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
なぜ再根管治療では治りが悪いのか、そして逆根管治療が必要な理由について解説していただきます。
吉岡先生は大学院時代に根尖部のマイクロCT画像を用いた研究をされていました。
研究からわかったことは、
・根尖部に明確な狭窄部は存在しない
・根管は先細りとは限らない。途中で石灰化におってアンダーカットができていることもある。
・側枝や根尖分岐は無数にある。
ことなどです。
数えられない数の側枝があることもあり、側枝を器具で形成できるわけはなく、どうやって感染をなくすことができるかが今後の課題ではあります。
ですが今、私たちができることは逆根管治療によって側枝を含む根尖を切除して取り除くことで、根管を非常にシンプルなものにしてあげられます。
また、しっかり嚢胞化すると治りが悪いといわれています。
歯根肉芽腫と歯根嚢胞の鑑別は、肉芽腫から嚢胞への移行期が長いために難しく、根尖病変が歯根嚢胞である確率(病理診断)は6%~50%と論文によって様々です。
そのため術前に鑑別できないので歯根嚢胞は根管治療で治癒するのかわかっていません。
歯根嚢胞は根管治療で治癒するのか?
については、術前に鑑別できないので、できるか治るか治らないか不明です。
吉岡先生は、複雑な根管系・根管ではない部分に感染が移行している・歯根嚢胞については100%の治療は不可能であるので、逆根管治療が必要と仰います。
逆根管治療の適応症についても解説していただきます。
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