マイクロサージェリーによる根尖切除の方法│ 逆根管治療の応用編、歯根外吸収 #5
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*2022年3月25日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
引き続き、逆根管治療の流れについて解説していただきます。
昔は『病変内に出ている根は全て切る』と言われてきましたが、今は切る必要はありません。
本動画では特に根尖切除について注意点を含め詳細に解説していただきます。
根尖切除の切る角度については基本歯根に垂直に切ります。
従来の根切はベベルがついて切っていたため、断面を見るとしっかり根充できているように見えて実は感染が除去しきれてなく、そこからリークしてくるパターンが多くみられました。
マイクロサージェリーではできるだけ垂直にベベルなく切るので、根管のガッタパーチャの感染を確実に取り除いていくことができます。
従来の根切とマイクロサージェリーを比較すると根管の断面だけ見ると似ていますがよく見ると中身は全く違うわけです。
根尖切除のゴールドスタンダードは根尖部を3㎜切り落とし側枝をなるべくなくすことですが、
もし仮に根が短かったり、歯冠部の補綴物の割合が大きく、根尖を3㎜切ってしまうと根管充填のスペースがなくなる場合はどうすれば良いでしょうか?
経験が浅い場合には判断に悩むかもしれませんが、どうすれば治療が成功するか本動画内で吉岡先生が教えてくださいます。
切断面の観察、切断面精査は非常に重要です。マイクロスコープを最高倍率で用い、破折がないか、何か感染の原因がないかを確認する必要があります。
吉岡先生は破折線の確認のため染め出し液のヴィスタブルー(モリムラ)を使用して入念に確認します。
逆根管治療の充填材にはMTAを用います。
MTAを使う理由について、RCT でのMTAとEBA、コンポマー、RRMの予後の比較を研究した論文をもとに解説していただきます。
応用編の症例では歯根外部吸収を起こして排膿する上顎犬歯の治療方法について解説していただきます。
かなりの歯根外部吸収がみられ、通常であれば抜歯の予後不良歯ですが、患者様が抜歯と補綴物のやり替えを希望しないため逆根管治療を行ったケースです。
切開の選択は歯肉乳頭を残せ、瘢痕が残りにくく、歯肉退縮が少ないPBI切開を行い、歯根外吸収部を切断・除去し、逆根管治療を行いました。
難症例であっても正しい診査・診断・治療計画により治癒に導けた症例です。
最先端の歯内治療を習得できるないようとなっています。
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