介護保険導入の背景を解説│歯科医院経営者・開業予定者向け #1
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*2022年2月27日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
今回のプレゼンテーションは、公立能登総合病院 歯科口腔外科 部長 歯科医師の長谷剛志先生に講師を努めていただいています。
歯科医院を経営している、あるいは開業予定がある歯科医師の先生にとっては重要な介護保険についての内容です。
まずは、なぜ歯科医療現場で介護保険が必要なのか、その背景から解説しています。
「そもそも口腔の役割は何なのか。大きく分けると生命維持・意思疎通の役割」と歯科医師である長谷先生はおっしゃいます。
その2つの役割を細かく分けると15項目あり、プレゼンテーション内ではそれぞれを解説しています。
基本の話ですが、パッと言われると意外と15項目がでないかもしれません。
歯科医師の先生の中には、口腔の役割は「口」一つだけという先生もいらっしゃるそうです。
改めて基本に立ち返る良い機会になるでしょう。
次に、日本国の施策に伴う予防歯科の考え方の移行について解説しています。
1989年の8020運動に始まり、2015年のオーラルフレイル、2018年の保険導入された口腔機能低下症…
こういった施策の背景には、どのような変化があったのでしょうか。
『歯数』を考える時代はもう遅いのです。施策の背景を理解すると、今の歯科医療に期待されているものを読み取れます。
経営者・開業予定者の先生方にとっては、この背景の理解が医院存続にもつながるでしょう。
そして予防歯科の考え方の移行と同様に重要なのが、生理的老化による口腔の変化についてです。
プレゼンテーション内では、主に5つの部位(歯、口腔粘膜、舌、唾液腺、顎骨)の経時的変化を解説しています。
予防歯科はもちろん、治療をする際でも経時的変化を理解した上で対応や処置を行うのとそうでないのとは、全く異なります。
「歯周治療」「歯内療法」など目の前の治療だけではなく、より患者さんが健康になるための予防歯科に役立つ内容です。
今回のプレゼンテーションの最後には、今の歯科医療に求められている口腔健康管理の概念について解説しています。
特に現在は、口腔健康管理の概念の中の一つである摂食機能療法が重要視されているのです。
摂食機能療法は歯科医師だけではできず、歯科衛生士さんなどの協力が必須となります。
チームで連携して1人の患者さんの摂食(食べる)機能向上を目指していくのです。
食べる支援がなぜ必要なのかは次回のプレゼンテーションにて解説します。
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