＊2022年2月27日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。

いよいよ、本題に入ります。
まず介護保険を理解する上で、医療と介護の歴史について解説します。
具体的には老人保険法や老人福祉法、後期高齢者医療制度、介護保険法との関係や何のために施策が始まったのかを解説しています。
この歴史的背景を知ると、歯科医院で介護保険サービスを導入した際にその後どんな展開になるのかイメージがつくのです。
歯科医院経営において今後の見通しを立てるためにも、理解しておくに越したことはありません。
 
次に、介護保険導入にあたりよくある質問について解説していきます。
具体的には「介護保険と医療保険どう違うのか」「歯科での介護保険適応はどういったものがあるのか」や、
「どんな書類が必要なのか」「介護保険を始めるときの申請（届け出）は何が必要なのか」「介護保険の請求方法について」です。
 
1つ目の質問「介護保険と医療保険どう違うのか」についての解説をしていきます。
介護保険と医療保険の違い、例えば法律や負担額など、表で比較して簡潔にまとめています。
素人から見ても違いが一目瞭然のわかりやすい内容です。
 
また介護保険を理解する上で、他にも様々な理解が必要です。
介護保険サービスには、居宅サービス、施設サービス、地域密着型サービスと大きく3つあります。
導入するサービスの違いによって、適用条件や内容が異なるのです。
プレゼンテーション内では、3つのサービスの特徴と具体的なサービス事例について解説していきます。
 
他に理解が必要な項目は、歯科で適用できる介護保険の条件です。
条件には「患者が寝泊りしている場所」「特定の要件を満たした患者」「歯科訪問診療か往診か」と大きく3つあります。
3つの条件に関して、具体的な内容はプレゼンテーション内にて解説しています。
 
その他「特養」と「老健」の違い、居宅と施設訪問における適用の違い、訪問診療と往診の違いを簡潔に解説しています。
普段何気なく使っている言葉でも、理解が完璧かどうかで、介護保険導入後の展開が変わってきます。
歯科医師の長谷先生が現場で必要な要点をわかりやすくまとめてくださっているのでこの機会にぜひ理解を深めてお役立てください。
 
このプレゼンテーションでは介護保険の基本知識に加え、講師である長谷先生のご経験をも参考にできるメリットがあります。
現場目線からの疑問解説や気になる点を実例とともにシェアいただける貴重な機会です。