根管下部で起こる問題の対処法とは? #3
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*本動画は2022年4月8日にLIVE配信された講演の内容です。
引き続き「3型:根管下部の問題」について解説いただきました。
ここまでは根管上部の開かない問題をテーマに解説いただきましたが、本講義では根管下部の解説をいただきました。
3型の中でも二つに分類分けし、それぞれの内容は以下の通りです。
A類:狭窄根管(「いわゆる開かない根管」と呼ばれるものか)
B類:根尖付近彎曲根管(レッジを作りかけている状態。プレカーブ探索で解決)
それぞれ分類分けされた開かない根管を探索する際に、松田先生が実際に使用している器具や方法を詳しく解説いただきました。
さらに、ファイルを挿入しても引っ掛かりがなくスティッキー感がない箇所を掘ると、それは偽根管である可能性が高いと述べられました。
次に「4型:本根管からの免脱」について解説いただきました。
5年前に松田先生の医院で治療をしたのち、昨年強い痛みを訴えて来院された患者さんの症例です。
多くの先生も悩んでいるであろう、本根管からの逸脱(レッジ)が強い痛みの原因だったようです。
内側の遠心の段差で器具が引っ掛かってしまうことが原因でレッジを作り、結果として「開かない」パターンは多いと解説いただきました。
松田先生に作成いただいた3Dモデルを用い、非常にイメージしやすい解説をいただきました。
続いて、開かない下顎の近心根「段差Y字型(※松田先生が命名)」について解説いただきmした。
すぐ隣に偽根管が存在している段差Y字型の根管は多いため、頭に入れながら治療を進めるだけでも大きく異なると述べられました。
段差Y字型の根管は、無理やり開けてしまうと治癒につながらないため、きちんと本根管を探索することが大切です。
超音波チップなどで探索する方法についても、分かりやすい動画で解説いただきました。
続いて「上顎大臼歯 M根根充材アンダー 2パターンのレッジを考える」について解説いただきました。
頬舌的レッジ・近遠心的レッジに分け、それぞれのパターンについて診査法や治療方法について詳しく述べられています。
治療方法については、動画で一連の流れを解説いただき、日々の臨床でイメージしやすい内容となっているでしょう。
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