Doctorbook academy

    • 00:08 〜 本動画の内容
    • 00:38 〜 PMTCの基礎知識
    • 00:47 〜 PMTCとは
    • 01:57 〜 PMTCの定義とは
    • 02:31 〜 PMTCの目的
    • 03:01 〜 PMTCの対象部位
    • 04:22 〜 PMTCと歯面研磨の違い
    • 05:05 〜 PMTCの流れ
    • 06:39 〜 PMTCの効果
    • 07:51 〜 PMTCの継続
    • 08:44 〜 PMTCの継続を習慣化することで得られるもの
  • 本動画はPMTCのオーダーメイドリスクマネジメントとして、PMTCの基礎知識について講義いただきます。
    まず、PMTCの基礎知識について学んでいきましょう。

    PMTCとは、Professinal Mechanical Tooth Cleaninngの略で「専門家による専用の器具を使用した歯面清掃」とされています。
    前提として、PMTCは予防歯科であり、メインテナンスに訪れた患者さまに行うものだと理解してください。

    現在日本で行われているPMTCは、北欧とアメリカのPMTCが混在していることも多いと思われます。
    そのため本講義でのPMTCは、歯面清掃を含めた広義のクリーニングと認識いただいた上で、ご覧ください。

    PMTCの定義は「全ての歯面から選択的にプラークを除去すること」です。
    とはいえ、ただ全顎的に同じように施術をするわけではありません。
    患者様によって異なるリスク部位はもちろん、その日の口腔内や体調に合わせた施術を瞬時に組み立てて行う必要があります。

    続いて目的ですが、PMTCは口腔の健康維持や再発防止のために行うものだと言えるでしょう。
    リスク部位や、歯肉縁上・歯肉縁下1〜2mmのバイオフィルムを除去することにより、セルフケアでは難しい部分を補うのです。

    対象部位は主に歯肉縁上となりますが、SPTの際に歯肉縁上へのケアを必要とするケースも多くあります。
    これらを含めてPMTCとすると、私達は広義の意味でのPMTCを提供していると言えるのではないでしょうか。

    またPMTCと似た施術に「歯面研磨」がありますが、この2つは似ているようで、目的や効果には大きな違いがあります。
    この点も今一度確認しておきましょう。

    PMTCの流れは、どの歯科医院でも大まかに共通していますが、使用する器具や細かいケアの内容などは異なるでしょう。
    私たちは、限られた時間の中でどこを優先して施術するのか、瞬時に判断して行うことを求められています。
    しかし時間が限られているからといって、全顎的に同じような施術をしたのでは意味がありません。
    口腔内を分析し、しっかりと目的を持った上で施術をしなければ、それは真似事をしているだけと言っても過言ではないでしょう。

    PMTC行うことには、歯周病の予防はもちろん、セルフケアの意識づけやリコールへの動機づけといった効果も期待されています。
    単発ではなく継続して行うことにより、その効果や価値を患者様自身にも感じていただく必要があります。
    そのためにも、私たちがまずPMTCについて良く理解し、明確な目的を持って行うことが大切なのです。
    本動画を視聴することにより、改めてPMTCの基礎を確認していきましょう。

Doctorbook academy

本サイトは、歯科医療に従事されている皆さまを対象に情報提供するサイトです。

あなたは歯科医療従事者ですか?
※一般の方は患者向けサイトDoctorbook をご覧ください


Facebook ログインの確認

Doctorbook academy は Facebook ログインをサポートします。

Facebook アカウントより必要な情報を取得します。
許可する場合、YES を押して Facebook 連携に進んでください。 誤って Facebook ログインを選んだ場合は NO を押してください。