Doctorbook academy

    • 00:00 〜 概要
    • 02:42 〜 本編スタート
    • 04:14 〜 前歯部のリライニング
  • *2023年8月7日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。 

    前編も、ぜひご覧ください。

    「抜歯即時義歯とCAD/CAMデンチャー」│コピーデンチャーを利用した総義歯製作法Episode.8


    今回は、村岡秀明先生ご自身のCAD/CAMデンチャー製作装着体験についてお話いただきました。
    先生は、総義歯であれば旧義歯を利用し必ずコピーデンチャーを作製されています。
    これまで、コピーデンチャーを咬合底付きの個人トレーとして咬合採得し新義歯を作製されていました。
    IOSが一般化され、部分義歯であればスキャン可能ですが、無歯顎の場合粘膜のみをスキャンすることは非常に困難と言えます。
    今回、先生がIOSの活用法として推奨されているのが、コピーデンチャーで印象採得したものをそのままスキャンする方法です。
    コピーデンチャーの製作方法が理解できていれば、CAD/CAMデンチャー製作もうまくいく相乗効果を証明しています。
    先生は抜歯体験をされご自身で義歯を作製されているため、患者様の悩みをリアルに表現し解説してくださいました。

    抜歯して3ヵ月と10日、SINGというノンクラスプデンチャーの前歯部のリライニングをされた時の様子をご覧いただけます。
    抜歯後、傷が治ってくることで前歯部が空いてきます。
    臨床でも、患者様が違和感を訴える時期ではないでしょうか。
    これは、舌の先に床があたるだけでなく、そこに隙間があることにより違和感が出るからです。

    臨床では、リライニング時に義歯が外れなくなることがあります。
    先生が実際に使用している材料や手順を紹介してくださいました。
    訪問診療時にも活用できます。

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