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診断用ワックスアップを用いた咬合再構成症例 #1
- 価格
- 16,500円〜(税込) (D+会員 13,200円〜(税込))
- 付与ポイント
- 1% (通常:150pt〜 D+会員:120pt〜)
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卒後若手の先生方にとって、メンターを持つことは歯科医師人生に大きな影響を与えます。
今回は、卒後5年未満の先生がメンターの指導を受けながら臼歯の咬合改善を図った症例をご紹介します。
【症例の概要】
患者は右側臼歯部に著しい挺出を認め、咬合が崩壊している状態でした。
右側の大臼歯は大きく挺出していたため、右上7、8を抜歯し、右上6のクラウンレングスニングを行うこととしました。
治療計画は診断用ワックスアップに基づいて立案されました。
【治療のプロセス】
模型上で仮想支台歯形成を行い、それを基にワックスアップを実施。
印象を取り、PMMA系の材料を用いてプロビジョナルレストレーションを作成しました。
実際の口腔内での調整は必要でしたが、これもメンターと相談しながら進めました。
最終的にファイナルレストレーションをセットし、咬合の回復を得られました。
【治療のポイント】
右側の咬合再構成を行う前に左側の最終補綴を入れた理由として、プラークコントロールや脱離の回避が挙げられます。
しかし、最終補綴に移行する前の組織のマネジメントが重要です。
プロビジョナルレストレーションは炎症を抑えるためのものであり、良い最終補綴を作るためには、まず歯周組織のマネジメントを適切に行う必要があります。
【若手歯科医師へのアドバイス】
デジタルの時代ですが、特に若手の先生にはワックスアップによる診断を手作業で行うことが重要です。
これは今後のキャリアアップの参考になります。
「この症例をどうやって治療したらいいのだろう」と悩む機会が多い若手の先生方にとって、診断用ワックスアップから適切な診断を行うことが何よりも重要です。
【まとめ】
今回の症例を通じて、若手の歯科医師がメンターと共に学び、成長するプロセスをご紹介しました。
診断用ワックスアップから始める治療計画は、臨床における基本であり、これをしっかりと身につけることで、患者様に最適な治療を提供できるようになります。
ぜひ、この動画で学びを深め、今後の臨床に活かしてみてください。
【発表者】
チョウ ハクキン先生(コースアシスタント)
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