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スペシャル
2024年7月31日(水) 公開

はじめての全顎咬合再構成症例 #3

価格
16,500円〜(税込) (D+会員 13,200円〜(税込))
付与ポイント
1% (通常:150pt〜 D+会員:120pt〜)
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  • Amazon Pay
    • 00:00 〜 症例提示~全顎的な治療が必要な症例~
    • 05:05 〜 診断用ワックスアップから見えてくるもの
    • 07:31 〜 治療経過
    • 13:08 〜 術後の咬合の変化
    • 16:28 〜 診断用ワックスの有効性
    • 17:10 〜 質問①~今現在考える適切な診断は?~
    • 20:30 〜 まとめ~内山先生より~
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    口腔内が大きく崩壊している患者様には、全顎的なフルマウス治療が必要です。
    その際、どのようなポイントに注意すべきでしょうか。

    今回の症例は、72歳男性のケースで、口腔内の著しい崩壊が見られました。
    デンタル所見から、歯周組織に大きな問題はなく、咬合崩壊の原因は主にう蝕であることが予想されました。
    診断用ワックスアップを基に、適切な咬合を考慮して治療計画を立てました。

    【治療のステップとプロビジョナルレストレーション】
    まず、全顎的なプロビジョナルレストレーションを行い、欠損部分にはインプラントの埋入を予定しました。
    具体的な治療ステップは、ラバーダム防湿下でクラウンの除去を行い、全体的にプロビジョナルレストレーションに置き換えました。
    その後、根管治療を進め、約8か月後に欠損部分にインプラントを埋入しました。
    プラークコントロールの改善も図りながら、臼歯部から最終補綴に移行しました。

    【最終補綴とセファロ分析】
    最終補綴後、顔貌の改善や咬合平面の調整が見られました。
    術後のセファロ分析では、診断用ワックスアップで2ミリの咬合挙上を行ったことで、適切な咬合平面角が得られたことが確認されました。
    しかし、ブラックトライアングルが目立つ点が反省点として挙げられました。
    これに対しては、CRを築盛して形成修正を行い、適切な形態を付与しました。

    【診断用ワックスアップの重要性】
    診断用ワックスアップは、治療ゴールを明確にするための非常に有効なツールです。
    若手の先生方には、手を動かして具体的なイメージを持つことが重要です。
    今回の動画を参考に、フルマウス治療において診断用ワックスアップがどれほど有効かを学んでみましょう。

    【若手歯科医師へのアドバイス】
    歯科医師歴が5年ほど経つと、フルマウスでの治療を計画することが増えてきます。
    フルマウス治療は、これまでの1歯単位の治療とは異なり、正しい診断と適切な治療計画が求められます。
    診断用ワックスアップは、治療計画を客観的に見るための強力なツールです。
    慣れない時や悩む時こそ、診断用ワックスアップを利用して、治療の全体像を把握しましょう。

    この動画を通じて、フルマウス治療における診断用ワックスアップの重要性を再確認し、臨床での応用に役立ててください。

    【発表者】
    土屋 紘司先生(土屋歯科クリニック&works 副院長)

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