#2 再生療法 Circumferential-type intrabony defect
- 価格
- 11,000円〜(税込)
- 付与ポイント
- 1% (100pt〜)
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- 00:00 〜 Open the Flap 2024 イントロダクション
- 03:10 〜 挨拶
- 03:19 〜 講義内容説明
- 03:30 〜 川合先生挨拶
- 03:50 〜 症例紹介
- 10:50 〜 再介入するべき判断基準は?
- 19:04 〜 再生療法後の固定は何でする?
- 21:19 〜 フラップデザインについて
- 29:17 〜 Er:Yagレーザーの切開への使用について
- 30:28 〜 マイクロサージェリーにおけるミラービュー
- 33:20 〜 デブライドメントはどこまでするか
- 36:45 〜 Er:Yagレーザーのポイント
- 40:48 〜 エムドゲインの使い方
- 43:42 〜 縫合のポイント
- 49:40 〜 再介入の判断
- 51:13 〜 再介入の費用対効果は?
- 53:12 〜 ポケット診査は誰がやるべきか
- 56:52 〜 スタッフとの術部シェア
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今回は川合宏樹先生による前歯部再生療法のケースプレゼンテーションをもとに、山口文誉先生、谷口陽一先生と共にディスカッションを行います。
具体的な症例とその治療プロセスについて、専門家の視点から掘り下げていきます。
【症例概要】
患者様は57歳のパキスタン人男性で、前歯で噛めないことを主訴に来院されました。
X線写真では右上2番に8ミリの深い垂直性の骨欠損が確認され、全顎的に慢性的な歯周炎が認められました。
ポケットも8ミリ以上の深さがあったため、再生療法を選択しました。
【治療内容】
オペでは頬側と口蓋側を切開し、ハンドスケーラーと超音波スケーラーを用いてデブライドメントを行った後、エムドゲインを塗布し、FDBAを使用して骨移植を行いました。
術後の経過も良好で、16ヶ月後にはポケットが5ミリまで改善し、出血も見られませんでした。
【術後の再介入とフラップデザイン】
術後経過観察で再度垂直性骨吸収が確認され、山口先生、谷口先生を交えたディスカッションでは再介入のタイミングについて議論されました。
動揺が原因と考えられ、補填材を密に詰める必要性が指摘されました。
また、患者様が矯正治療後から使用しているクリアアライナーの外力も考慮されました。
再介入の判断は、まず骨欠損の原因を特定することが優先されました。
川合先生からは、再生療法後の固定方法としてワイヤーとアライナーのどちらが良いかという質問がありました。
山口先生と谷口先生は、アライナーでも良いが、両隣の歯がしっかりしていればスーパーボンドでのワイヤー固定が適していると回答しました。
フラップデザインについても議論され、山口先生は血液供給が良くなるフラップデザインを優先するとの意見を述べました。
【レーザーとデブライドメントのテクニック】
谷口先生は、Erレーザーが骨膜起子の代わりに使用できることを示し、マイクロ操作中の水滴が付かない川合先生のミラーテクニックを称賛しました。
デブライドメントの程度については、もう少し滑沢でも良いとの意見がありました。
レーザーは点ではなく線でデブライドメントを行うことを、勧めています。
【エムドゲインと縫合方法】
エムドゲインの塗布量に関する質問もありました。
谷口先生は、エムドゲインの塗布量が多くなった場合、吸引して補填しやすいようにすることが重要であると述べました。
川合先生は、GC6-0ソフトレッチとGC5-0バイオソフトレッチの2種類の糸を使い、単純縫合で行っています。
山口先生は、水平マットレスの位置が少し根尖側に寄っているため、上の方で行うことで歯肉弁を寄せることができると教えてくださいました。
【ポケット検査の実施】
最後に、術前術後のポケット検査についての質問がありました。
谷口先生は、初診時の検査からSRP前後のポケット検査も自身で行うことを推奨し、山口先生は気になる部位に関しては、歯科衛生士と分担して、複数の目と手で診査を行うメリットをご教示いただきました。
【まとめ】
今回のディスカッションでは、再生療法における具体的な治療プロセスや問題点について詳しく議論が行われました。
各先生方の豊富な知識と経験を共有することで、再生療法の技術と知識を深めることができます。
この動画を通じて、日々の臨床に役立つ知見を得てください。
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