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2025年1月8日(水) 公開

すれ違い咬合に対しリジットな義歯で対応した症例 〜長く使える義歯を目指して〜 髙橋 武利先生

    • 01:31 〜 【症例】前歯部欠損のすれ違い咬合
    • 09:47 〜 ブレーシングアームの特徴
    • 12:44 〜 アルタードキャスト法による印象
    • 16:06 〜 硬質レジン前装冠にクラスプをかける場合の注意点
    • 20:20 〜 すれ違い咬合における加圧因子と受圧条件
    • 23:51 〜 「よく噛めて患者さんのお気に入りとなり長持ちする義歯」作成の4つのポイント
  • すれ違い咬合は義歯の対合はが自身の歯であり、歯根膜と粘膜で咬合力を維持するという点で、 義歯が転覆しやすく壊れやすい。
    宮地の咬合三角では第三エリアにあり、避けるべきエリアである。

    症例は60歳女性で、 20歳の頃転倒し上顎前歯を失った。受傷後はブリッジにしていたが、欠損が広がり義歯となった。
    複数のクリニックで治療を繰り返すうちに下顎臼歯部も失った。 義歯も何度か作り変えたがうまく咬めない。なんでも咬めるようになりたいという強い願望があった。
    上顎前歯部欠損症例は、 義歯でアンテリアガイダンスを付与するため、 転覆しないような義歯の維持安定が強く求められる。 インプラントは拒否され、義歯での治療を希望された。 治療後、 今までで一番よく咬めると喜ばれた。
    しかし、 術後4年あたりで問題が起きてきた。丈夫で長持ちする義歯を作ったつもりでも、不具合を生じる。

    クラスプや歯の形態、 印象などについて工夫した点と、 補綴後に生じた不具合に対しどのように対応したかを発表する。
    様々なご指摘、ご意見を頂き、今後の治療に役立てたい。

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