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  • ▼1人目:根間 和希先生
    こいがくぼ歯科

    フレアアウトへの対応に悩んだ顎位低下症例

    1症例目は、「フレアアウトへの対応に悩んだ咬合低下症例」

    70歳男性、「右上のブリッジがグラグラする」という主訴で来院した症例です。
    臼歯部の欠損に加え、上顎前歯部には著しいフレアアウトがみられ、欠損の進行や咬合支持、残存歯の保存をどのように考えるかが課題となりました。
    初診時の資料から、欠損歯列をどのように読み解くのか。歯周病やカリエス、咬合力などのリスクをどう評価し、どの歯を保存するのか。
    若手から経験豊富な歯科医師まで、それぞれの視点から症例を検討していきます。

    治療では、プラークコントロールの改善と臼歯部の咬合支持の確保を図りながら、キーとなる残存歯の保存を検討。
    さらに、上顎前歯部のフレアアウトや咬合の問題に対し、固定性補綴やオーバーデンチャーなどを検討しながら治療を進めます。

    最終補綴では、強い咬合力への対応、患者の違和感、将来的な術後対応なども考慮して設計。
    テレスコープとコーピングを組み合わせた義歯についても、その選択理由や支台歯への力のかかり方を含めてディスカッションします。
    「この歯を残すことは本当に患者のためになるのか」「どこに力を負担させるのか」「別の補綴設計は考えられなかったのか」

    一つの症例に対して複数の歯科医師が異なる視点から意見を交わし、治療後の経過まで振り返ります。
    欠損歯列における歯の保存と補綴設計について、臨床的な思考プロセスを学べる症例検討です。

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