【人気動画】歯科衛生士のお仕事保存版-DHマニュアル[part1]
歯科医療はサービス業でもあり、身だしなみや言葉使いも重要となってきます。
数多くの歯科医院が展開される中で、患者さんが来院を選ぶ決め手は主に「印象」と「評判」と言われています。
インターネットが身近にあることから「口コミ」を見ていらっしゃる患者さんも少なくありません。
最初に対応する事の多い「受付」や「歯科衛生士」の行動は、来院される患者さんにとって歯科医院の印象を決める大きな判断材料にもなります。
【第1章 はじめに】
この【DHマニュアル】は全12シリーズあり、歯科衛生士の高田麻央先生により、学んでおくべきポイントを的確な説明と図を交えて紹介してくださっています。
基本〜応用まで短時間で習得できるものばかりなので、是非スキルアップの材料としてご活用ください。
始まりとして、最初の動画では医療従事者としての基本マナーと心構えを学ぶことができます。
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【第2章 総論】
歯科治療のうち、1番多いのが齲蝕治療と言われています。
齲蝕を段階(C O〜C4)に分けてそれに伴う治療法が紹介されています。
予防がもちろん大切ですが、メンテナンス時に歯科衛生士少しでも早い段階で発見できるに越したことはありません。
また、その先の治療である歯内療法(根管治療)や補綴についても種類ごとに説明してあります。
補綴物はクラウン、ブリッジ、義歯、インプラントと分類されており、審美面や機能回復といった重要な役割を持っています。各処置について選択を悩まれる患者さんは少なくありません。
それぞれのメリット・デメリットを知っておくことは患者さんへの不安を取り除けるだけでなく、信頼獲得にも繋がってくると考えます。
紹介の1つであるクラウンについて図のように、わかりやすく説明がなされています。
高田先生は、歯科衛生士として材質の種類によってスケーリング等で傷をつけてしまうことがあるのでメインテナンス時は注意が必要とのことでした。
齲蝕に対し、歯周病は歯を支えるし肉や骨を壊されてしまう病気です。
日本人の40歳以上の約8割が歯周病に罹患していると高田先生はおっしゃっています。
近年では全身疾患(心疾患や糖尿病など)と歯周病の関連性が深いことから多くの注目が集まっています。
T B IやS R Pなどで歯科衛生士が活躍する場面が多い領域でありますので、歯周炎、歯周病の進行度に合わせた的確な処置をこの動画を通して学ぶことができます。
また、この章では感染症予防に関しても触れています。
新型コロナウイルスによる感染拡大で世界が大きく揺れている中、スタンダードプリコーションや感染経路に関して私たちは明確に知っておく必要があります。
感染の種類は大きく2つ、垂直感染(母子感染)と水平感染に分けられており、高田先生は歯科医院で起こりうる水平感染について図を用いて詳しく説明をしてくれています。
院内感染で特に多く、恐ろしいのは間接接触感染であると高田先生も述べています。
その他、グローブやガウン(P P E)の着脱方法や清潔域と不潔域の違いなどを詳しく動画で解説していらっしゃいます。
このセミナーを通して、社会人としての心構えや歯科医療の概念、基本的な知識を学ぶことが出来る動画となっておりますので、是非ご覧ください。
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【第3章検査・読み取り】
患者さんの主訴に従って処置を行うことはもちろんですが、私たちが患者さんの口腔内の状態を正確に把握することは、早期発見・早期治療につながる重要な項目と言えるでしょう。
この動画では、検査内容・読み取りに関して紹介をしています。
主に上記に関して高田先生より詳しく説明をしていただきました。
歯周疾患の進行度や原因を把握し、適切な治療方針を決めるための内容がわかりやすく紹介されています。
治療が終了したあとのメインテナンスへ移行した場合、経過の判断材料となるレントゲンにおいても読めるに越したことはありません。
この情報を軸に、メンテナンス時は「③補綴物の適合」、「④歯石」、「⑤カリエス」など目に見える範囲は歯科衛生士としてしっかりと把握することが重要だと高田先生は述べています。
またその他にもこの動画では、全身状態を把握するのに必要な臨床検査値(体温・血圧・心拍数・酸素飽和度)の紹介や根分岐部病変についての分類(水平的分類・垂直的分類)に焦点を置き、ルートトランクに関してもわかりやすい説明を聞くことができます。
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この動画を通して、次の【第4章 治療計画と立案】へ進まれるとスムーズに実践に移すことができるはずです。