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【人気動画】辺縁隆線を守れ!〜スロットテクニック〜

2020年4月22日(水)

天然歯を読み解く

天然歯の形態を読み解くことは今後歯科医師にとっても必須になってきます。
例えば大臼歯の近心部位には小臼歯が斜めになったような形態をしておりそれに咬頭が加わった形態を呈しています。

辺縁隆線を守れ!

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近心辺縁隆線、遠心辺縁隆線、斜走隆線などは建築の梁の様な役割を担っており歯の構造力学的に重要な構造物です。

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隣接面カリエスへのアプローチ法

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隣接面へアプローチする為にはその入り口となる部位を切削しなければなりません。
その際に咬合面から辺縁隆線を切削してしまうと歯の破折抵抗は上がってしまいます。
スロットテクニックであればその欠点を克服することができます。


治す前にプラーク除去を

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歯の表面には接着阻害因子となるプラークやペリクルが付着しています。
染め出しをしてエアーブローで徹底的に術野を清掃します。

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重要なのは窓あけの大きさでは無い

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窓あけはきちんと行い内部のカリエスを取り残さない事に注力します。
その際に隣接歯を誤切削しない様なインスツルメントを使用すると良いでしょう。


セパレーターを用いてMIに

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セパレーターを用いる事で誤切削の予防、窓あけ部の縮小化を行うことができます。


非接着面をガードする

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テフロンテープをエッチングプライミングボンディングの際に使用する事で隣接歯を保護します。


フロアブルレジンを流し込み形態修正

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マトリックスを用いてフロアブルレジンを流し込みます。
バリを除去する際にメスやよく切れるスケーラーを用います。

隣接面のカリエスをいきなり2級インレーにしてしまっていませんか?
スロットテクニックを用いて辺縁隆線を温存する事で歯の予後は確実に向上します。
この動画をぜひ参考にしてみてください。

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