【人気動画】ハマらない下顎水平埋伏智歯抜歯のポイント
目次
切開
麻酔
歯冠分割
歯根の分割
実際の手術動画
はじめに
日本人の顎骨は8番が萌出するスペースが無いことが多く水平埋伏智歯をよく見かけます。
この動画を通して患者さんの為にも先生自身の為にも役立つ知識技術を参考にしてみてください。
下顎水平埋伏抜歯)切開
切開は最小限に行い,剥離や骨の開削も最小限にするという侵襲の少ない処置を心がけてい、抜歯を行います。
下顎水平埋伏抜歯)麻酔
麻酔は伝達麻酔も含めカートリッジ4本分行います。
切開は必要最低限に行いますが、その際に浅くメスを入れてしまうと剥離の際に骨膜が避けてしまいます。
したがってきちんと骨膜まで切るように骨まで切開を加えることがポイントです。
下顎水平埋伏抜歯)歯冠分割
歯冠分割は2段階に分けて行います。
無意味にバラバラにするのでなく、システマチックになるべくいつも同じ様に2段階に分けて行います。
歯冠分割を行う際まず浅く切削してへーベルをかけてみます。
この時少し動くようであれば歯根の抜去が容易になってきます。
その後深い位置まで切削し歯冠を抜去していきます。
歯根の分割
歯根周囲にヘーベルのスペースを作って、そこにかけても動かない場合は歯根分割は躊躇せず行うのがポイントです。
ここで躊躇すると骨削合が大きくなり侵襲時間が増えるため術後の腫脹や疼痛に大きく影響してしまいます。
歯根を抜去する際に歯冠の一部が残存していて7番の遠心に食い込んでいないかミラーなどを用いて確認します。
実際の手術動画
抜歯の一部始終を動画で解説しています。
アシスタントワークも見ることができる為参考になるのでは無いかと思います。
下顎水平埋伏抜歯も要点をつかむことでハードルが下がります。
ぜひこの動画を参考にしてみてください。