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【人気動画】再生療法で骨は本当にできるのか?治癒後にフラップを開けてみる

2019年8月23日(金)

目次

歯周炎の治癒形態について

再生療法の臨床評価1

再生療法の臨床評価2

再生療法の臨床評価3、4

歯周炎の治癒形態について

 

歯周炎の治癒形態には4種類あります。

エムドゲインの作用は正常な歯周組織に近づけるものです。

ではいったい臨床的に改善した歯周組織はどのようになっているのでしょうか。

実際に行った再生療法を元に組織を病理学的に紐解いていきます。

再生療法の臨床評価1

 

1つ目の症例です。

この症例ではエムドゲイン治療により6番の近心根の周りの骨が再生しました。

しかし数年後、歯根破折により抜歯となってしましました。

抜歯後のインプラント治療時に骨の再生骨の生検を採りました。

 

新生骨の添加と破骨細胞による骨吸収を伴うリモデリングの像がみられました。 

再生療法の臨床評価2

 

2つ目の症例ではエムドゲインによって6番の周りに骨が再生しましたが

先ほどと同様破折があり、その部分の生検を採りました。

今回は1症例目と異なり骨を歯牙と一塊にして取り出しました。

 

結果、下記が認められました。

・セメント質様構造の増生

・セメント芽細胞

・歯槽骨片 

再生療法の臨床評価3、4

 

 

症例3,4ではボーンハウジングから外れており骨が覆えない部分について言及しています。

骨がなくてもポケットの値は正常で臨床的に問題ありません。

その部分の組織像はどうなっているのでしょう。

以前は長い上皮性の付着と再生の間には分類がありませんでした。

しかし「長い結合組織生の付着」というものが認められることがあります。

つまり骨が覆えない部分には長い結合組織生の付着ができていたのです。

 

今後、歯周再生療法はますます注目される分野です。

是非みなさんに見て頂きたい動画です。

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