【人気動画】骨造成を成功させよ!垂直的と水平的の骨造成のアプローチ
目次
水平的骨造成法の手順
1つ目の症例です。
ブレードインプラントを除去し再度インプラント治療を行っていきます。
骨造成後の縫合は減張切開を行いテンションフリーにする事が必須になります。
その際には必ず新しい切れ味の良いメスを使用します。
自家骨と骨補填材を用いたテクニック
インプラント処置を行う上で理想的な位置にインプラント埋入を行うと頬側のスレッドが露出してしまう事がしばしば起こると思います。
その際にはインプラント側から
①自家骨のみ
②自家骨+骨補填材
③骨補填材のみ
以上の3層構造にして造成を行います。
垂直的骨造成の手順
2症例目は垂直的な骨造成です。
不良肉芽の掻爬はマイクロスコープを用いて取り残しが無いように徹底的に行います。
このケースのように上顎洞底が近いケースなどにも有効です。
3ヶ月後です。
垂直的な骨欠損が認められます。
メンブレンと自家骨と骨補填材を用いたテクニック
チタン強化型の非吸収性メンブレンと自家骨+骨補填材を用いて垂直的な骨造成を行いました。
この時にもテンションフリーにフラップを閉じる事が最も重要になってきます。
垂直的に骨造成されている事が確認できます。
2次オペ時のテクニック
頬側の角化歯肉が不足するケースは2次オペ時のフラップデザインを工夫する事で口蓋側の歯肉を頬側に移動する事ができます。
上皮のボリュームを維持するための骨造成
最後のケースです。
矯正治療中に左側中切歯が歯根破折したと紹介でいらっしまいました。
垂直的水平的に骨が欠損していた為このケースではインプラントは選択しませんでした。
上皮のボリュームを維持する為非吸収性の骨補填材を用いております。
CTで上皮のサポートをする為の骨が造成されている事が確認できます。
まとめ
この動画を通して下記に関しての知識技術の習得が可能です。
①水平的な骨造成
②インプラント埋入と同時に行う骨造成
③垂直的な骨造成
ぜひ参考にして下さい。