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2021年11月19日(金) 公開
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価格
3,850円〜(税込) (プレミアム会員 3,080円〜(税込))
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1% (通常:35pt〜 プレミアム:28pt〜)
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鈴木真名先生による『Periodontal Microsurgeryの実践講座』第3回は、応用編2「Management of Peri-implant Soft Tissue(インプラント周囲粘膜のマネジメント)」です。

外科処置の代表格として、大学病院だけでなく多くの開業医でも行われているインプラント治療ですが、その予後にインプラント周囲炎に罹患することも少なくありません。
実際に、インプラント周囲炎に罹患する患者は18.8%。一本のインプラント体が罹患する率は9.6%であり、実に10本に1本が罹患する計算となります。

このことから、インプラントを長期的に安定させるためにはインプラント周囲炎を如何に予防するかが、重要なポイントということがお分かりいただけるかと思います。しかし、インプラント周囲のマネジメントは、天然歯と比較するとより困難である場合が多く、良い結果を出すためにはマイクロスコープを用いた外科処置(マイクロサージェリー)が有用です。

そこで、本講座ではインプラント周囲の軟組織に対してどのように考え、どのようにアプローチすべきかをレクチャーしていただきました。インプラント埋入手術やリカバリー症例などにマイクロスコープを導入している先生や、これから導入を検討している先生にも非常に役立つ内容となっておりますので、ぜひご覧ください。

【抄録】
マイクロスコープに代表される拡大システムの歯科治療への適応は、ハード(機器・機材)、ソフト(技術)の著しい発展とともに、今や必要不可欠のものとなろうとしている。筆者はその必要性を感じ、1997年からマイクロスコープを日常臨床全般に取り入れた。そのなかで、特に興味を持って取り組んできた分野が歯周形成外科であり、一般的にはPeriodontal Microsurgeryと呼ばれている。拡大視野の下、肉眼での手技よりも正確で精密な歯周形成外科を実践することを意味するもので、結合組織移植術などの繊細な技術を必要とする処置において非常に有効であると考える。

本講演シリーズでは、20年以上マイクロスコープを用いてきた臨床経験から導き出されたPeriodontal Microsurgeryについて、その基礎から応用に至る理論を解説するとともに、実際の術式をビデオレクチャーで紹介していきたい。

【応用編2「Management of Peri-implant Soft Tissue(インプラント周囲粘膜のマネジメント)」の内容】
Management of Peri-implant Soft Tissue(インプラント周囲粘膜のマネジメント)
・角化粘膜とインプラントの健康の関係
・インプラント周囲粘膜の機能性の改善
・Peri-implant Soft tissue defect(インプラント周囲粘膜の欠損)への対応

【講師】鈴木真名先生
1984年:日本大学松戸歯学部 卒業
1989年:葛飾区に鈴木歯科医院を開業
2005年:東京SJCD会長就任
2008年:鶴見大学歯学部講師
2009年:日本大学松戸歯学部客員教授

鈴木真名先生「Periodontal Microsurgeryの実践講座」シリーズ一覧

エピソード

  • インプラントを良好な状態で維持するために重要な役割を果たす角化粘膜についての講義です。 歯肉の役割や角化粘膜が必要な理由と必要な量について、症例や論文を用いて詳しく解説しております。
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    再生時間 18:46

  • Peri-implantitis(インプラント周囲炎)についての講義となります。 原因とその予防、そして角化粘膜の重要性と結合組織移植について、論文や実際の症例を用いて分かりやすく解説しています。
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    再生時間 17:32

  • 3つの異なる症例をご覧いただき、その原因と実際に行った処置とその予後について解説。原因の除去と改善にどのような方法を行ったのか、それが予後にどのように影響を与えたのか。論文や実際の症例画像・動画を用いて詳しく解説しています。
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    再生時間 17:37

  • インプラント周囲炎に罹患した部位への処置や、再びオッセオインテグレーションが可能なのか。 また、インプラント周囲炎による軟組織の離開に対する審美性の改善など、インプラント周囲炎の重要なポイントを詳しく解説。
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    再生時間 17:55

  • スペシャル
    #5 Class1~3の症例

    引き続き、軟組織の離開が生じたインプラント周囲炎の分類についての講義です。Class3から解説を行い、更にClass1~3の実際の症例について、どのようにアプローチして問題を解決したのかを詳しく解説しています。
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    再生時間 17:59

  • 症例Class2b、3bについて解説を行います。続いて、審美エリアへのインプラントに対するチェック項目と、結合組織移植を用いたインプラント周囲の再建について詳しく解説。実際の症例画像や論文を用いて分かりやすくお話いただきます。
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    再生時間 17:42

  • Multipul Implamt(複数インプラント)がインプラント周囲炎に罹患した症例についての講義となります。インプラント周囲の再建を行った様々な症例をご覧いただき、症例ごとの問題提起とアプローチ方法、そして予後について詳しく解説。論文考察、症例画像を用いて分かりやすく説明していただきました。
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    再生時間 18:34

  • 結合組織移植を予防的に行った症例に対する処置、歯槽骨頂が欠損した症例など、実際の症例について、どのようなアプローチをしたのかを解説しています。 また、講義の最後には実際にあった質問について丁寧に回答していただきました。
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    再生時間 18:48

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