義歯の作製において、維持や適合の良い義歯を作るためには何が重要となるのでしょうか。
若手の先生方の中には、より良い義歯を作るためにテクニックを身に付けることに注力されている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、義歯作製を成功させるに当たってまず押さえるべきことはその理論だと松田先生はおっしゃっています。
なぜなら理論的なことがわかっていないと、思うように行かなかった時にどうすれば改善できるかを予測することが困難だからです。
しっかり理論を押さえた上でテクニックを磨くことが、より良い義歯の完成に繋がるのだと言えるでしょう。
この動画では「個人トレーを用いた印象法」と「咬合床を用いた閉口印象法」の2つが紹介されています。
現在は「個人トレーを用いた印象法」が主流ではありますが、患者様によっては「閉口印象法」が適している場合もあります。
松田先生によると、閉口印象法は70年以上前からある印象法で、全部床義歯を作製する時には大変に有用な方法だそうです。
こちらは個人トレーではなく、咬合床を用いて印象を行っていきます。
講義では、個人トレー作製時のポイントから辺縁形成のコツ、咬合床による咬合採得などそれぞれ重要な点がまとめられています。
また動画により、松田先生が実際の患者様の口腔内へ挿入した時にどのように操作しているかなど、その様子もご覧いただけます。
松田先生お勧めの印象材や選び方についても具体的に紹介されているため、きっと参考になることでしょう。
初心者の方にわかりやすいのはもちろん、義歯作製時に大切なポイントの見直しや手技の向上にも大いに役立ってくれる動画です。
先生方の臨床にも早速取り入れやすい内容になっています。
ぜひ、ご覧になってみてください。
※2022年2月9日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
【告知】2025年開催予定の「BPS-2NDの術式を学ぶハンズオンコース」をご案内いたします。
エピソード
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義歯作製時に重要なのは最終印象です。そして手技よりも理論を先に理解していることが必須と言えます。維持の良い義歯作製のための基本的なポイントを確認しましょう。再生する
再生時間 18:46
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プレミアム個人トレーの出来が最終印象を左右する #2最終印象を成功させる上で個人トレーをどう作製するかは非常に大切です。上顎下顎のトレーラインは、それぞれどう設定すべきか、適した印象材の選択法とは。再生する
再生時間 18:43
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個人トレーを使った実際の最終印象の様子を動画で確認できます。接着剤塗布・辺縁形成・トリミング・ウォッシュそれぞれのコツも一緒に紹介されています。また閉口印象法の概略についても説明があります。再生する
再生時間 18:05
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プレミアム閉口印象法によるトレー試適と最終印象法 #4全部床義歯作製において有用な閉口印象法。咬合平面の調整からトレー試適、辺縁形成時の患者運動など個人トレーとは異なる点やポイントがわかりやすくまとめられています。再生する
再生時間 18:38
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