閉口印象法によるトレー試適と最終印象法 #4
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*2022年2月9日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
前回の閉口印象法Step0咬合平面調整・咬合採得では「ある程度上下で噛める状態にしておく」ということが大事でした。
続いてのStep1では、トレーの試適についてご解説いただきます。
試適では辺縁が「ボーダーに対して長すぎないか?」をスタディモデルはもちろん、口腔内でも確認するようにしましょう。
上顎・下顎それぞれどのような状態が良いのか、動画でご覧いただけますので参考になさってください。
最終印象の下準備として、トレーの辺縁調整は欠かせない工程です。
次のStep2では、上顎の辺縁形成について見ていきます。
接着剤は印象材が剥がれないように、必ずボーダーを超えるところまで塗るようにしましょう。
また印象材の調度によって印象材の量の工夫も必要です。
患者運動では「口唇突出・口角牽引・開閉口運動・側方運動」を行なっていきます。
この動作は何回した方が良いと回数を意識するよりも、1回でもしっかりと動かしてきちんと緊張させることの方が大事です。
また咬合の指示もポイントになります。
噛み締めてしまうと失敗の原因になるため、患者様毎にトレーの試適時から上手くできるように誘導しておきましょう。
辺縁形成後のトリミングでは、リリーフとともに厚みのあるところもカットしておくのもポイントです。
辺縁が分厚くなり過ぎるのも良くないため、厚みは最後のハイフローで決めるよう少し足りない程度が良いと松田先生は言います。
さらに遁路を付与することにより、浮き上がりを防止し、前歯部の組織に強く圧力をかけてしまうこともなくなります。
丁寧に見ていてもここでトレーの当たりが見られることがあるため、必要に応じて削って調整してください。
続いてウォッシュしていきます。
接着剤はシリコーン印象材の上にはなるべくつかないようにしましょう。
こちらも先ほど同様、調度により印象材の量を調整することが大切です。
なぜなら上顎の印象では、咽頭部に流れないように配慮する必要があるからです。
印象材が咽頭部に流れないようにするための盛り方や、挿入の仕方についても動画でご説明いただいていますので、ご覧ください。
本セミナーのStep5からStep8は、下顎の最終印象についてです。
辺縁形成前の接着剤塗布については上顎同様ですが、この時はリリーフした部分にも塗ってしまって構いません。
下顎の場合は面積が狭いため、松田先生は後で剥がしたり削ったりするようにしているそうです。
次の動画で詳しく見ていきましょう。
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