仮想現実・拡張現実・複合現実とは?歯科における有用性 #3
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*2022年10月5日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
引き続き「仮想現実、拡張現実、複合現実の理解について」の解説を行っていただきました。
皆さんも仮想現実・拡張現実・複合現実という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
仮想現実はバーチャルリアリティ(VR)、拡張現実はオーグメンテッドリアリティ(AR)、複合現実はミックスドリアリティ(MR)と言います。
そして、クロスリアリティ(XR)とは、これらを総称した技術のことです。
VRはユーザーと映しだされたバーチャルイメージの距離感や位置感覚がほとんど同様なものを可能にします。
そのため、XR Techを活用した歯科教育は、臨床体験のシミュレーションを効果的に行うことができると解説されました。
現在、メタバースを利用した医療活用の研究が進展しています。
医療メタバースにおけるXR技術を応用した歯科臨床教育では、従来の教育方法では不可能だったものを可能にしました。
たとえば、詳細を映し出した資料や、具体的なシミュレーションなどの実現です。
実際に「根管の三次元的位置関係を理解するのに役立ったか」という質問において、過半数以上が「はい」と答えていることが分かります。
日本では遠隔臨床教育支援として、NTTが協力した世界初の5GによるXRを活用する取り組みが行われました。
また、複数の都市を結ぶ遠隔臨床支援も注力し、2022年5月にはメタバース上で遠隔臨床実験を行いました。(楽天モバイル協力)
講師から高難度で最先端の技術を学び、VRを活用した臨床トレーニングなどが行われたようです。
メタバースを活用することで、理解の向上や知識の定着に有効的であるといえるのではないでしょうか。
続いて、メタバースで下顎左側第一大臼歯の歯根端切除術のシミュレーションをまとめた映像の解説をいただきました。
3Dガイドチューブでドリル経路と深さを決定し、内視鏡エンドスコープを視覚支援機器として利用するビデオ補助歯根端切除術です。
このビデオでは、術式の各ステップで重要なことを事前に検証し、技術の伝授に役立てられたようです。
そして最後に「仮想空間とチェアサイドを繋ぐ革新的治療アプローチ」について解説いただきました。
歯内療法は複雑な治療術式に加え、直視が困難な処置であることから、多くの先生方の頭を悩ませている治療のひとつです。
スムーズな治療を実現するためには、術前の詳細な情報把握と精密で正確に実行できる技術が必要不可欠なのです。
つまり、XR技術を活用する治療シミュレーションと術前トレーニングは、革新的なトレーニングプラットフォームといえるのではないでしょうか。
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