3Dモデルの作製方法│DICOMデータの取得方法からデータ作成まで #2
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*2022年10月5日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
デジタルツイン実現のための患者データマネージメントについて笠間先生より解説いただきました。
最初に「DICOMデータからの3Dモデル作製の流れ」について解説いただきました。
DICOM・セグメンテーション領域抽出・3Dデータ・3Dプリントの順になっております。
セグメンテーションでは、根管・歯根・顎骨などを抽出してデータを作成します。
3Dデータでは、歯のスキャンデータ・セグメンテーションして作り上げたデータを統合させたもの・ガイドなどが含まれます。
そして、それらを3Dプリントしたり、データだけをゴーグルを用いてXR・VRとして活用することもあります。
次に、DICOMデータ取得の際、注意すべき点について解説いただきました。
DICOMデータを取得する際はコーンビームCTが望ましく、根管内の繊細な映像を確認するために鮮明であるかと述べられました。
続いて、3Dモデル製作の流れについて解説いただきました。
基本的な流れとしては、根管・下顎・上顎の順に作成し、スキャンした模型を統合させます。
二つを統合させると解剖学的な形態を具備したデータが出来あがります。
内部情報も非常に重要であり、根管だけでなく周囲の骨の状態や下歯槽管の位置などが確認できます。
模型データを作製した後は、ガイドの作製に移ります。
ガイドの作製は術者との連携が非常に重要となり、方向・角度・厚みなどのディスカッションを丁寧に行う必要があります。
さまざまな面で細かい修正を加えて最終確認をしたのち、やっと3Dプリントへ移る大切さが分かります。
また、このように作成したデータはプレゼンテーションなどでより分かりやすい資料として活用することもできるでしょう。
さらに、歯の一部を分離させて中の構造を詳しく見せることもできるXRは、教育の現場で非常に有用といえるでしょう。
最後に「最先端の知識・技術を具備しながらデータを作成することが重要になってくる」と述べられました。
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