＊2022年11月20日の日本大学歯学部同窓会生涯研修2022講演会の講演内容です。

歯周治療を行うにあたり垂直性骨欠損の場合に重要な点について、1壁性から4壁性の骨欠損の症例を供覧しながら解説いただきました。

1壁性骨欠損の症例を供覧した際、比較的安定した経過をたどっていくと思ったときに起こった出来事には注目です。
長い目で見たときに、補綴とどうかかわっていくべきなのか。
2壁性、3壁性骨欠損の場合はどういったことを行って補綴処置を整えていくのか。
それぞれの症例を供覧し、実際にどのような治療をおこない治療経過はどうなったのか非常に参考になるでしょう。

骨欠損の治りやすい順番、垂直性骨欠損への対応は十分に理解する必要があります。

続いて、エンド・ペリオ病変から補綴処置に繋げるためにはどうしたらいいのかを説明してくださいます。
エンド・ペリオ病変とは何か。
どんな透過像を示すのか。
エンドなのかペリオなのかを診査するとき、まずは何を調べるのか。
さらに、エンドかペリオか迷うのはどういった透過像なのか、症例を見ながら解説してくださいます。
その際に最初に行う診査方法、治療方法、治療経過も貴重なお話となっていますので、ぜひプレゼンテーション内でご確認ください。