Part2 Force Control-Chapter1 Occlusal Splintの作り方-
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- 3,300円〜(税込) (D+会員 2,640円〜(税込))
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- 1% (通常:30pt〜 D+会員:24pt〜)
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*2023年2月28日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
ここまでコアとクラウンのマテリアル選択の重要性を解説いただいてきました。
本動画は、いよいよOcclisal Splintに関しての講義になります。
まずスプリント療法においてポイントとなる点を確認していきましょう。
睡眠時ブラキシズムへの対応では、原則的にスプリント療法が必須になります。
これには3つの目的があり、一つは「歯に加わる摩擦力から歯を護る」ためです。
他の2つとして「歯列上に生じる咬合力の分布」「顎関節に生じる力の分布」を制御するという目的があります。
これらの目的を果たす合理的なスプリントの条件を、馬場先生は4つあげてくださっています。
まず1つは「材料の硬さ」です。
ブラキシズムによって歯質ではなくスプリントが削れるように、当然スプリントの硬さは歯よりも柔らかくなければなりません。
そしてクレンチング時の力を分散するため、タッピングは強くなるように咬合調整する必要があります。
動画内では、基本的なスプリントの形態や硬さについてのポイントも解説くださっていますので、ぜひご確認ください。
続いて馬場先生がお勧めされている「上顎・ハードタイプ・フラットスプリント」について詳しくご説明があります。
前歯部・臼歯部それぞれの挙上量や、咬頭嵌合位はどのくらいにしたら良いのでしょうか。
馬場先生によると、スプリントの与える咬合は「下顎の頬側咬頭だけ噛ませる」ようにすれば十分だそうです。
そして側方咬合接触では、BULLの法則に沿って上顎調整を行います。
グループファンクションにすることでブラキシズムの力が強くなるのではないか、とお考えの先生方もいらっしゃるかもしれません。
ここではその心配がない理由もお話くださっていますので、ぜひご覧ください。
基本的なポイントは上記の通りですが、過蓋咬合・オープンバイト・睡眠時無呼吸がある場合は注意が必要です。
特に睡眠時無呼吸・いびき患者様では、上顎のみにスプリントを装着することで悪化させてしまう恐れがあります。
そのため、無呼吸スプリントも入れるのだそうです。
バキュームプレスを用いたスプリントを作製する先生方もおられると思いますが、その際も基本的には同じになります。
スプリントの調整時は、即時重合レジンも使用します。
こちらも実際の調整の様子を動画で見ながらご説明いただいておりますので、参考になさってください。
これら2つの方法のうち、安価で楽なのはバキュームプレスのスプリントです。
しかし加熱重合レジンと比較してレジンの重合度が低いため、劣化が早くなってしまう点がデメリットでしょう。
最後に、スプリントの調整について実習で学べるコースの紹介があります。
10年以上続けておられるコースだそうですので、ご興味のある方はこちらもチェックしてみてください。
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06:54無料 前編のまとめ&後編のご紹介
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10:49スペシャル Part1 合理的マテリアル選択-Chapter1 レジンコアを使う理由-
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10:31スペシャル Part1 合理的マテリアル選択-Chapter2 モノリシックジルコニア-
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13:44スペシャル Part2 Force Control-Chapter1 Occlusal Splintの作り方-
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5
24:36スペシャル Part2 Force Control-Chapter2 欠損歯列への対応:Night Denture-
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08:58スペシャル 質疑応答│睡眠時ブラキシズム最前線 ー基礎から臨床までの完全解説ー(後編)
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