質疑応答│睡眠時ブラキシズム最前線 ー基礎から臨床までの完全解説ー(後編)
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*2023年2月28日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
講義の最後に、質疑応答として皆さんからの6つの質問にお答えいただきます。
まず1つ目は「ディープバイトでブラキシズムのある患者様の場合、ナイトガードの作製は可能なのか?」というものです。
この点に関して馬場先生は「作製する必要がある」とおっしゃっています。
基本的にはガイドがない方が良いですが、ディープバイトの場合はそうもいきません。
側方のガイドがある程度残ってしまうのは仕方がないため、可能な範囲でベストを尽くすようにとのことです。
次の質問は「ブラキシズムが原因の歯冠のクラックへの対応基準・目安はあるのでしょうか?」です。
短期間でのチッピングに関しては、患者様との信頼関係を失わないように早急なやり直しが求められるかもしれません。
しかし、長期的なものであればレジンで修復するなどこともあるでしょう。
そのため一概には言えませんが、ここまでの講義の中にもあったように、介入すればするほど状態は悪くなります。
そこで、前提として「ブラキシズムの診断をしっかりと行う」ことが重要になるのだそうです。
続いて「ソフトタイプスプリントの適応症」についての質問への回答はどうでしょうか。
こちらについてはお子様の場合や、患者様にコンプライアンスの問題がある場合だと述べています。
4つ目は「睡眠時無呼吸+ブラキシズムのある場合、無呼吸用スプリントのみで十分か?作製時の注意点は?」という質問です。
まずは無呼吸用スプリントの作製で良いでしょう。
とはいえ、グライディングや噛み締めのある方の場合は顎関節に症状が起こることがあります。
上下顎を固定してしまうタイプと側方に動くタイプのスプリントがありますが、この場合は後者の選択が望ましいそうです。
詳しい解説につきましては、注意点などと合わせてぜひ動画内でご確認ください。
他にも、全症例で直接法のレジンコアをチョイスされている馬場先生だからこその問いもあります。
「縁下マージンの場合はどうされているのか?」といった疑問に対する先生の考え方を聞くことができます。
きっと参考にしていただけるでしょう。
最後に「スプリント作製時の咬合採得の方法と注意点は?」にもお答えくださっています。
これら6つの質問については、どれもなかなか聞くことのできないものではないでしょうか。
臨床において睡眠時ブラキシズムを見極められるかどうかは、患者様の口腔内の状態を大きく左右する可能性があります。
私たちは患者様の口腔を守るために、睡眠時ブラキシズムへの理解も十分に深めなければなりません。
ぜひ前編・後編を視聴し、明日からの臨床に役立ててください。
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06:54無料 前編のまとめ&後編のご紹介
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10:49スペシャル Part1 合理的マテリアル選択-Chapter1 レジンコアを使う理由-
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08:58スペシャル 質疑応答│睡眠時ブラキシズム最前線 ー基礎から臨床までの完全解説ー(後編)
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