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スペシャル
2023年5月11日(木) 公開

Part2 Force Control-Chapter2 欠損歯列への対応:Night Denture-

価格
3,850円〜(税込) (D+会員 3,080円〜(税込))
付与ポイント
1% (通常:35pt〜 D+会員:28pt〜)
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    • 00:00 〜 睡眠時ブラキシズム最前線〜Part2Force Contorol-2
    • 00:10 〜 Chapter2:欠損歯列への対応 1.夜間用義歯:欠損歯列の問題点
    • 02:23 〜 義歯非装着状態を診る!
    • 02:37 〜 【症例】72歳 女性 就寝時義歯未装着でブラキシズム
    • 04:23 〜 【症例】56歳 男性 根面板にファセット
    • 07:05 〜 【症例】オーバーレイデンチャー装着
    • 08:50 〜 欠損歯列におけるブラキシズムの為害作用
    • 09:16 〜 就寝中に義歯をつけても大丈夫?
    • 10:20 〜 夜間用義歯のすすめ
    • 11:17 〜 夜間義歯の目的
    • 12:34 〜 スプリントライクデザインとオーバーレイデザイン
    • 13:04 〜 【症例1:スプリントライクデザイン】上顎前歯の動揺度増大&起床時不快感あり
    • 15:26 〜 【症例2:スプリントライクデザイン】義歯作製後、起床時に下顎前歯部の痛み
    • 17:05 〜 【症例3:スプリントライクデザイン】歯が減って不安 顕著な咬耗・睡眠同伴者の指摘あり
    • 18:03 〜 【症例4:オーバーレイデザイン】コーヌス内冠ダツリ&起床時同部に痛み 睡眠同伴者あり
    • 18:56 〜 【症例5:オーバーレイデザイン】下顎義歯の不調
    • 19:52 〜 【症例6:オーバーレイデザイン】上顎の治療の続き希望 ブラキシズムの自覚なし
    • 20:49 〜 1.コーヌス義歯の作製・装着
    • 21:29 〜 2.補綴治療後の問題への対応
    • 22:45 〜 まとめ
  • *2023年2月28日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。


    これまでは、欠損のない歯列におけるブラキシズムに関しての講義でした。
    今回は欠損のある歯列、特にパーシャルデンチャーを装着している場合についてお話いただきます。
    パーシャルデンチャーを装着しているブラキシズム患者様においては、歯の喪失を加速させる可能性があるため注意が必要です。
     
    皆さんご存知のとおり、口腔衛生の観点からは「就寝中は義歯を外すことが基本」でしょう。
    例外として、残存歯や顎関節に過剰な負担がかかるケース、動揺歯を固定するケースなどでは装着が推奨されています。
    馬場先生によると、このケースは睡眠時ブラキシズムを前提としたものだそうです。
     
    しかし馬場先生は、これについても異論があるとおっしゃっています。
    一体どういうことなのか、本動画から学んでいきましょう。
     
    まず、義歯を装着していない時の状態をしっかりと観察することが重要だと先生はおっしゃいます。
    その理由を3つの症例から考えていきましょう。
     
    1つ目は72歳のブラキシズムのある女性、就寝時は義歯を外しています。
    そうすることで咬合接触歯数は減少し、結果としてブラキシズム力を集中させ、重篤な為害作用が生じてしまいました。
     
    次の症例はデンタルIQの高い方ですが、事故により歯を喪失しパーシャルデンチャーとなった患者様です。
    レントゲン写真上で、歯根破折が確認できます。
    義歯を外した状態では、一見咬合接触していないように思われますが、よく観察してみると根面板にファセットが認められました。
     
    最後はオーバーレイデンチャー装着患者様のケースになります。
    「義歯の調整はできているのに外すと粘膜に発赤が見られる」というケースをご経験の先生方もいらっしゃるのではないでしょうか。
    これはよく見られるケースで、TCHにより発赤や義歯性の潰瘍を起こしている状態も少なくないそうです。
    TCHを見逃してしまうと、義歯を闇雲に削合してしまうことになりかねません。
     
    これらの症例から「義歯未装着時には残存歯や顎関節、顎堤の状態も十分観察する必要がある」ことをご理解いただけると思います。
     
    では、就寝中の義歯装着に対しての馬場先生のお考えはどうでしょうか。
    口腔衛生上の問題や日中の患者様のQOLを下げないために、就寝中の装着は避けた方が良いと述べています。
    詳しい内容はぜひ動画でご確認ください。
     
    上記の問題を解決するために、馬場先生は「夜間用義歯」を推奨されています。
    これにはスプリントライクデザインとオーバーレイデザインの2つがあり、その目的は3つです。
     
    本動画では両者の様々な症例を6つご紹介くださっています。
    どの症例も臨床を行う上で非常に参考にしていただける内容となっておりますので、ぜひご覧ください。

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