「歯科麻酔で全身麻酔？　そんなの口腔外科だけでしょ？」
と思っているのは患者様だけではありません。
歯科医師の先生方の中にも大げさだなと思っていらっしゃる方は実際多くおられます。

日本では歯科において全身麻酔や鎮静のハードルが極めて高く、外来処置が大半を占める歯科医療では、歯科治療に全身麻酔を適応することへの抵抗が根強いと報告されています。
しかしながら全身麻酔は静脈内鎮静法ではカバーできない範囲を網羅することができます。

本動画では一般開業医における日帰り全身麻酔での歯科治療について学びます。
症例3では嘔吐反射が強く、歯医者が怖くて35年以上通院せず口腔内の状態が憎悪してしまった患者様をどのように治療したか。
麻酔管理計画を作成して、患者様にどういった鎮静を行うか。
征矢先生が考える最も重要なことは何か、患者様と歯科医師がゴールを共有することで実現すべきことを丁寧に解説していただきます。