脱落の可能性を下げるコツは前処理にあり #3
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*2022年8月19日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
前作「はじめてみよう!接着ブリッジ 前歯部欠損に対する接着ブリッジの可能性」も併せてご視聴ください。
今回はセラミックスの種類とその特徴、また実際に臨床で行う際の前処理についてご説明いただきます。
現在使われているセラミックスは、主に2つに分けられます。
1つはe-maxなどのシリカを主成分とするもの、もう1つはシリカを主成分としないカタナなどのジルコニアです。
これらは簡単にいうと「ガラスを含むか含まないか」という違いになります。
まずシリカを主成分とするセラミックスは、適切な表面処理を必要とすることは皆さんご存知でしょう。
例えば微小機械的嵌合であるサンドブラスト、化学的結合であるフッ化水素酸による酸エッチングやシラン処理剤などです。
では大谷先生が用いておられるシリカを主成分としないセラミックス、ジルコニアの場合はどうでしょうか。
こちらは先ほどのような表面処理は効果的ではなく、酸エッチングでは表面を粗造にすることができません。
サンドブラストは同じく有効ですが、化学結合としては酸性機能性モノマー(MDP)を利用します。
これを用いることで強度な接着力が発揮できるそうです。
ジルコニア接着ブリッジを装着する際の手順としては、アルミナサンドブラストは試適後に行うことが望ましいでしょう。
なぜならサンドブラスト後に試適をすると、唾液中のタンパク質などが付着してしまいそれを除去することが困難だからです。
動画内では歯面処理や接着についても詳しくお話されていますので、ぜひご覧になってみていただきたいと思います。
続けて接着ブリッジ装着までの流れを、動画や症例写真を交えながら解説くださいます。
接着の前に重要となる歯面清掃の徹底ぶりは、一見の価値があるでしょう。
さらに「レジンセメントの代わりに充填用レジンを利用する」といった大谷先生独自の手法も紹介されています。
接着ブリッジは浮き上がりやすく接着時に注意が必要ですが、上手くいくコツもお話がありますのでぜひご確認ください。
他に接着ブリッジの失敗である脱落の原因としては、クレンチングなどの問題もあげられます。
これを防ぐためには、やはりナイトガードの装着も必要になるでしょう。
大事な点や注意点などもお話がありますので、チェックしてみてください。
最後は、#1でも紹介された左上2番欠損の接着ブリッジの症例を用いて支台歯形成やフレームデザインの解説です。
大谷先生が良く質問されるという「咬合調整」についてもポイントをお話くださっています。
どちらも非常にわかりやすくまとめてくださっていますので、ぜひ最後までご覧いただきたいと思います。
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