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土屋賢司先生 症例100本ノック 第15回 PART4

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    • 00:08 〜 プレゼンテーション:前歯部審美症例
    • 04:29 〜 今回のケースの問題点
    • 06:28 〜 連結するか単冠にするか
    • 10:07 〜 診断用ワックスアップの重要性 
    • 13:45 〜 妥協しなければならない症例への対応
    • 22:30 〜 最終補綴の改善点
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    100本ノック第15回最後のケースは審美修復の症例です。
    では早速症例から見ていきましょう。
    37歳女性、前歯の色が気になるとのことです。
    叢生があるため矯正の必要性を伝えたが矯正は希望していません。
    補綴を外し、ダウエルコアも除去していきます。
    また、プロビジョナルを装着し歯肉のクリーピングを待ちラバーダム下で補綴物をセットします。
    ではここまでのプレゼンテーションから今回の症例では何を考える必要があったでしょうか?
    最初に前歯部の歯根近接について着目します。
    歯根近接の場合、歯間乳頭ができにくいためです。
    今回はコアがそこまで長くないが、長いコアの場合は除去が困難です。
    補綴物を連結するか単冠にするかの基準はどうしていますか?
    連結にしたいと思ってしまう要因としては、単冠にした場合脱離する不安が残ります。
    実際に今回の症例では支台歯が短く、歯冠が長いため外れるリスクが考えられます。
    なぜプロビジョナルとファイナルのミスマッチが起きてくるのか?
    それは最終補綴の形態を最初に決めていないからです。
    クラウンを作る時も診断用ワックスアップが必要です。
    そうすることで初診の段階で咬合関係の把握ができ、対合で調整する可能性も予め伝えることができます。
    妥協的な治療をしなければならない症例に対して、これ以上妥協できないポイントが重要です。
    前歯部の補綴には臼歯部のバーティカルストップが欠かせません。
    前歯のケースでも包括的に、機能的に口腔内を診査診断していきます。
    機能を優先しないと審美がどんどん落ちていきます。
    包括的に見ることが2本のクラウンを入れるにも大事です。
    ワックスアップすることの大切さ、クラウンを入れる際の診査診断の重要性が今回のケースから学ぶことができるでしょう。

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