第2回ORT塾は、前回の内容の復習から始まりORT矯正の概念について深く掘り下げていきます。
学ぶだけでなく、実際の臨床に落とし込めるように第1回目の講義を復習します。
 
ORT矯正とは、真の健康を提供するための原因療法です。
単なる歯並びの矯正を超えた全人的なアプローチであることが述べられています。
ORT矯正の5つの特徴として、以下が挙げられます。

1. 全人的な健康の提供
2. 根本的な原因の発見
3. 予防への注力
4. 持続可能性
5. 患者自身による主体的な取り組み

特に重要なポイントは、ORT矯正における不正咬合の根本原因は「顎の成長不良」にあるという点です。
従来の指しゃぶりや姿勢の悪さ、遺伝といった説明から脱却し、顎の成長不良こそが歯並びの問題の本質です。
井上先生は、ルートギアモデルに基づいて原因を探求するプロセスを4つのステップで説明しています。
ORT塾第2回PART2以降に公開予定です。

最終的に、ORT矯正は単なる歯科治療を超えて、患者の全人的な健康と成長を支援することを目指しています。
予防医療の新しいパラダイムを提示しているといえるでしょう。​​​​​​​​​​​​​​​​
 
井上先生の象徴でもある、ホワイトボードを使用したルートギアモデルの講義にもご注目ください。