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スペシャル
2025年1月24日(金) 公開

ORT塾 第2回 PART4

価格
22,000円〜(税込) (D+会員 19,800円〜(税込))
付与ポイント
1% (通常:200pt〜 D+会員:180pt〜)
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    • 00:00 〜 なぜお口ポカンと開いているか?
    • 03:01 〜 鼻呼吸の条件
    • 04:33 〜 相互
    • 06:22 〜 Step2 口腔機能発達不全症
    • 08:29 〜 Step3 口腔機能発達不全症の根本原因 【動画】
    • 09:41 〜 なぜ口呼吸?
    • 12:26 〜 口呼吸になる2つの原因
  • 子どもが口を開けたままでいる「お口ポカン」の状態には理由があります。
    親は「姿勢を正しなさい」「口を閉じなさい」と注意しますが、なかなか改善しないことが多いのではないでしょうか。
    子どもが意図的に口を開けているわけではなく、根本的な理由があるからです。
    その一つが「口呼吸」です。
    口呼吸は、鼻呼吸がうまくできないために起こります。
     
    鼻呼吸には「鼻が通っていること」と「口が閉じていること」という条件が必要です。
    口を閉じずに鼻で呼吸しているように見える場合でも、実際には舌の位置や他の要因で口が閉じられています。
    例えば、口呼吸時には喉の奥が見えますが、鼻呼吸に切り替えるとその部分が隠れることからもわかります。
    舌の位置は呼吸や嚥下(飲み込み)において非常に重要です。
    舌が上顎についた状態でなければ、鼻呼吸は困難と言えるでしょう。
     
    また、舌が正しい位置にないと、口が開き、結果的に口呼吸となることがあります。
    このような状態を改善するためには、唇や舌の筋トレなどの「口腔機能療法」が有効です。
    しかし、単に筋力を強化するだけでは不十分で、鼻呼吸に必要な条件を整えることが重要です。
    本編では、聴講生たちが口呼吸と鼻呼吸の舌の違いを相互で確認しています。
     
    口呼吸の主な原因としては、①アレルギー性鼻炎と②舌小帯短縮症が挙げられます。
    アレルギー性鼻炎は鼻づまりを引き起こし、結果として口呼吸を誘発します。
     
    一方、舌小帯短縮症は舌の動きを制限し、舌が上顎に付かなくなるため、口呼吸の原因となります。
    このような原因を特定し、それに応じた対策を講じることが必要です。
    口腔機能療法の目的は、唇を閉じ、舌を上げ、鼻で呼吸し、正しい飲み込みを習得することです。
    これにより、口腔機能の発達不全が改善され、歯並びの問題や口呼吸の悪影響を防ぐことができます。
    ただし、これらの問題を解決するには、単なる対処療法ではなく、根本原因を探り、適切な指導や治療を行うことが大切です。
     
    人間は本来、鼻呼吸で生まれ、鼻呼吸で育ちます。
    しかし、成長過程で何らかの理由で口呼吸に切り替わることがあります。
    その原因を追究し、正しい呼吸習慣を身につけることが、子どもの健康な発育に欠かせません。

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