臨床研修×補綴大学院:環境の選び方(志邨 晃祐先生)
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- 00:00 〜 導入・テーマ「学問のすすめ」
- 01:12 〜 歯科は常にアップデート/現状維持は劣化
- 02:58 〜 卒後数年の習慣が診療姿勢を決める
- 03:36 〜 本日のテーマと構成
- 03:50 〜 自己紹介・経歴
- 05:04 〜 環境の選び方の基本
- 08:53 〜 逆算の分解法(マンダラ・樹形図)
- 10:10 〜 年表に決定事項をプロットする
- 12:10 〜 環境選択と計画の柔軟性・余白づくり
- 15:50 〜 臨床研修のススメ
- 16:54 〜 亀田総合病院を選んだ理由
- 18:28 〜 手を動かす環境/講義・試験と日々の練習
- 20:23 〜 症例検討会での学び
- 21:39 〜 研修でやって良かったこと
- 23:20 〜 情報を取りに行く姿勢
- 25:04 〜 大学院という選択肢
- 26:09 〜 補綴での学び方と文献活用
- 30:01 〜 資格・発表・論文批判力の獲得
- 31:02 〜 学内外で学び続ける
- 32:37 〜 まとめとメッセージ
- 33:03 〜 「今日が一番若い日」
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福沢諭吉の『学問のすゝめ』に触れつつ、歯科医療は知識と技術が常に更新され、現状維持は劣化に等しいと語ります。
卒後数年で身につく姿勢がその後を左右する、という実感から、学ぶ環境の選び方を提示します。
▼環境の選び方(逆算思考)
最終ゴールを定め、必要要素を樹形図やマンダラで分解します。研修・大学院・学会所属年数・資格など年齢と紐づく決定事項を年表に載せ、
空白に学ぶテーマを配置します。その上で「どこで・誰の下で学ぶか」を決めます。計画はこだわりすぎず柔軟に更新し、余白をつくって出会いと発見を取り込むことが要点です。
▼臨床研修のススメ
一般歯科と口腔外科の双方を学べる場として亀田総合病院を選択。
縫合や麻酔、印象など臨床直結の講義と試験があり、診療後に練習できる環境で「1日1本は削る・詰める」と手を動かしました。
症例検討会では年間5〜10症例を発表し、多角的な指摘を受けます。
やっておくと良いのは、抜去歯でのエンド、ワックスアップ、個人トレー作製などの技工で、形態理解に直結します。地方ゆえ情報は自分で取りに行く姿勢が必要です。
▼大学院で学ぶ価値
エビデンスに基づく診療と専門性構築のため大学院へ。
東京歯科大学の補綴で、手技の前に文献を調べ指導医と計画を練り、翌日の診療に実装します。
論文の善し悪しを見極める訓練、歯型彫刻や人工歯配列などのカリキュラム、学会発表の機会、学内外の仲間と刺激し合う環境が強みです。
大学に所属しつつ外でも積極的に学ぶ姿勢を勧めます。
▼まとめ
未来から逆算した「今日やること」に全力で向き合い、選んだ環境に責任を持って咲かせます。
「今日が一番若い日」です。ここから一歩を踏み出すことを促します。
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