口腔外科から一般歯科へ〜キャリアの分岐点で考えたこと〜(山崎 新太郎先生)
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- 00:00 〜 オープニング・自己紹介
- 00:32 〜 経歴と現在の勤務体制
- 02:14 〜 研修医時代の実情(千葉大口腔外科)
- 03:31 〜 全身管理と薬剤の学び
- 04:19 〜 当直・血流監視と長時間オペ
- 05:37 〜 研修の限界と一般歯科手技の課題
- 07:39 〜 大学院進学と研究テーマ
- 08:31 〜 幹細胞×ヒアルロン酸による骨形成実験
- 09:18 〜 外勤手術で培う責任と完遂力
- 10:08 〜 総合力の重要性(師からの学び)
- 11:29 〜 補綴志向と移植系処置への関心
- 11:49 〜 論文執筆と大学院で得た視座
- 15:14 〜 関連病院での専門外科症例
- 17:20 〜 急性期と慢性期・予防の違い
- 18:21 〜 一般歯科へ転向・統合診療へ
- 20:40 〜 写真力=臨床力(セミナー後の変化)
- 21:53 〜 症例:部分矯正の活用
- 22:12 〜 症例:隆起の切除
- 22:21 〜 症例:嚢胞摘出と歯の保存
- 23:17 〜 抜歯ハンズオン開催の報告
- 23:44 〜 開業予定と今後の展望
- 24:08 〜 エンディング
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口腔外科での厳しい研修から大学院での研究、そして一般歯科への転向までの実体験を通じ、
急性期中心の「治す」医療と、慢性期・予防の「守る」医療をどう統合するかを語ります。臨床写真の重要性、
部分矯正や外科の判断、エビデンスの見極め方まで、若手がキャリアと診療の軸を作るヒントが得られます。
▼口腔外科で体得した現場感と全身管理
千葉大での当直・長時間手術、血流監視、薬剤理解など、歯学部では得にくい全身管理の基礎を獲得します。
一方で一般歯科手技の体系的指導が乏しく、限界も痛感。
▼大学院で得た視座:研究と臨床を止めない
医科歯科の大学院では骨形成の基礎研究に従事。
論文を懐疑的に読む姿勢と英語運用力を習得しつつ、外勤オペで責任と完遂力を磨き、臨床レベルを維持。
▼一般歯科への転向と統合診療
急性期中心の外科に対し、一般歯科は患者と併走する慢性期・予防が軸。外科で培った「治す力」と、
一般歯科の「守る力」を掛け合わせ、ライフステージに沿った総合診療を実践。
ゴール設定と意味づけの重要性をリフレーミングの概念とともに提示します。
▼症例1:上顎洞との交通閉鎖(FG)
炎症コントロール後に閉鎖を実施。写真記録を充実させ、処置のタイミングと術後管理の要点を解説。
▼症例2:部分矯正によるローテーション修正
大臼歯の回転を是正し、隙間はリテーナーで整合。
外科と矯正を小規模に組み合わせる判断が学べます。
▼症例3:隆起の切除
若年層の審美・機能ニーズに応える外科処置として、院内で完結可能な手順と配慮点を共有。
▼症例4:嚢胞摘出と歯の保存への挑戦
開業医環境で摘出と洗浄を行い、保存志向で対応。
病理提出を前提に、視野確保と取り切りの工夫を示します。
最後に、抜歯ハンズオン開催の報告と、開業予定を共有。
「写真力=臨床力」を合言葉に、明日からの診療に直結する学びを提供します。
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