歯科開業の整え方:心技体と人材戦略(細谷 梓先生)
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- 00:00 〜 自己紹介とテーマ「整える」
- 00:47 〜 心技体の定義
- 01:48 〜 3代目の歩みと独立の理由
- 02:20 〜 2010年開業と2020年分院
- 02:50 〜 しくじり先生:勤務医時代〜転機
- 03:30 〜 病院閉鎖宣告と引継ぎ決断
- 04:22 〜 私財投入で継続、静かな開業
- 06:08 〜 分院開設とコロナ禍の試練
- 06:47 〜 サウナでの気づき:目的の再定義
- 07:32 〜 人に向き合う経営と組織の変化
- 10:53 〜 コンセプト変革と診療スタイル
- 13:27 〜 メンターと学び方
- 14:07 〜 症例:補填材なしの挙上で埋入
- 17:27 〜 労働と仕事、志と時間意識
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群馬で開業する講師が、自院の歩みと「整える」を軸にした開業論を語ります。
整えるとは心・技・体の一致であり、冷静な判断力、確かな技術、長く診療できる体を備えることだと定義します。
▼開業の転機と“整え”の哲学
勤務先の突然の閉院宣告を機に、私財を投じてスタッフと医院を守り、2010年に静かに開業。
2020年には自費中心の分院を設立しましたが、コロナ禍と人員対立で苦悩。サウナで自問し、「何のために働くのか」という原点に立ち返ります。
▼組織づくりとゴール設計
数字偏重から、人に向き合う経営へ転換します。
理念に共感する患者とスタッフを集め、任せる覚悟と指示しない勇気で実装化を推進。
1日30人前後の診療でも売上は増加し、ゴールは数億円規模・約30人の組織と明確化しました。
▼症例:上顎洞挙上を伴うインプラント
76歳男性。右上のブリッジ支台破折、上顎骨は卵殻様に薄い状態。
クリスタルアプローチで補填材を用いずに挙上し、そのまま埋入。
オペは1回で、術後疼痛はほぼなしという経過です。
▼キャリアと学びの指針
目指す臨床家像を定め、学生と社会人の違いを自覚し、
権利より義務を果たす姿勢を強調します。
早期にメンターを見つけ、徹底的に真似て学ぶこと。
労働と仕事の違い、人生は約3万日という時間意識も提示し、志をもって学び続ける重要性を語ります。
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