Step４-１　「糖」と「プラーク」

 本動画では、プラークコントロールの重要な要素である「シュガーコントロール」について、

歯科衛生士さん向けにわかりやすく解説しています。

発酵性糖質をちょこちょこ摂取する習慣が、プラークの酸性化を長引かせ、

菌のバランスを変えてしまう仕組みを丁寧に説明。

さらに、歯・唾液・細菌・食習慣という3つ（＋唾液環境）が重なって初めて

カリエスリスクが高まるという生態学的プラーク説をもとに、

プラークの成熟過程や悪玉化、そして糖がプラークのネバネバした性質を強める理由も学べます。

 また、プラークが付着している部分をただ清掃指導で解決するのではなく、

「なぜそこに？」「どんな食習慣が？」と背景まで読み取る視点が大切であることを強調。

患者さんの飲食内容、回数、水分補給、唾液量などをヒアリングし、

プラークの質そのものを変えていく支援の重要性も紹介されています。

日々の臨床で気づきや観察の質を高めたい方におすすめの内容です。

【こんな人におすすめ】

・プラークコントロールの理解をさらに深めたい歯科衛生士
・患者さんの食習慣や背景まで踏み込んで指導したい方
・プラークの質や成熟度を臨床で見極めたい方

【学べるポイント】

・発酵性糖質とプラークの酸性化、細菌層変化の関係
・プラーク形成〜成熟のプロセスと悪玉化の仕組み
・プラークの“質”を読み取るための観察ポイントとヒアリング視点