「30 Under 30」Serendipity 年間コース第1回《参加レポート》
30 UNDER 30とは
詳しくはこちらを御覧ください。
→「30 Under 30」1期生卒業式/2期生入学式参加レポート
スピンオフ講座とは
今回はまず「30 Under 30」会員特典のひとつであるスピンオフ講座について少し掘り下げてご紹介させていただきます。
「学ぶことを、もっと身近に」を旗印にスタートした「30 Under 30」ですが、年間ハンズオンコースは1,800名を超える会員の中から、各期につき選出された30名のみしか受講できないため、受講人数が非常に限定されています。
そのため、多くの会員の方々から「他の会員をフォローするための仕組みがほしい」という声や、協賛クリニックからも「なんとか若手歯科医師の臨床スキルを向上するための仕組みを構築したい」という声があがっていました。
そこで『「30 Under 30」スピンオフ講座』という臨床の基礎・基本に重きをおいた年4回の「座学＋グループディスカッション」を中心とした勉強会を開催することとなりました。
全国の協賛クリニックがセミナー会場となるため、ご自身の居住地に近い会場で学ぶことができます。
各分野の専門家の講義を収録した動画講義を中心に、先輩歯科医師や同じ世代の歯科医師とのグループディスカッションを通じて臨床に関する理解を深めます。
従来の画一的な勉強会とは異なる学びによって、今後の臨床における羅針盤として活用していただけると思います。
このスピンオフ講座は「30 Under 30」会員以外にも門戸が開かれているので、ご興味のある先生は一度参加してみてはいかがでしょうか。
今年度の第一回スピンオフ講座は宮崎真至先生によるコンポジットレジン修復をテーマに6/9に開催されます。35歳以下の歯科医師の先生であればどなたでも参加可能です。
Serendipity年間コース第一回の様子
本題に入ります。
「30 Under 30」は今年度で2期目を迎えますが、今期からは年間コース「PASSION」に加えて「Serendipity」が新設されました。
上に示したようにスタディーグループの垣根を超えた豪華な講師陣ですが、第一回は「コンポジットレジンを用いたレイヤリングテクニック～その基礎と臨床テクニックの実際～」をテーマに日本大学歯学部付属歯科病院病院長である宮崎真至先生がコースディレクターを務められました。
日本大学歯学部付属歯科病院 病院長 宮崎真至先生
宮崎真至先生による講義が行われ、コンポジットレジンの物性や接着システムについての最新のサイエンスを学び、理解を深めていきました。
そして宮崎真至先生が自ら実際の臨床テクニックをレクチャーされ、その後受講生が実習を行います。
2日間のセミナーで1日目の失敗を2日目に生かせるため、自らの手技の向上も肌で感じられました。
会場は日本大学歯学部の実習室を利用させていただきましたが、医局の先生方が休みにも関わらずインストラクターを務めてくださり、密度の高い学びの時間となりました。
1日目の終わりには懇親会も開催され、宮崎真至先生をはじめインストラクターの先生方や、協賛クリニックの先生方も参加されました。
メンバー同士の懇親を深めたり、宮崎真至先生には講義のなかでは聞けないような話もざっくばらんにしていただいたりと、有意義な時間を過ごすことができました。
終わりに
Serendipity受講生のメンバーは、研修医を終了したばかりでまだ臨床経験の浅い先生や、ある程度経験を積んだ中堅の先生、大学に残り研究をメインに行なっている先生など経験も経歴もさまざまです。
しかしどの先生も自分の歯科医師としての能力を高めたいという共通の思いがあり、熱意とやる気を肌で感じた刺激的な2日間でした。
末筆ではございますが、コースディレクターを務めてくださり会場までご提供していただいた宮崎真至先生をはじめ、日本大学歯学部医局の先生方、そしてこの機会をご提供していただいた「30 Under 30」浦濱隼人代表理事をはじめスタッフの皆様、協賛企業・クリニックの先生方に心より感謝申し上げます。
若手歯科医師に機会を 日本の歯科医療に未来を。
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